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#story12 ページ13

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泣きそうになるのをこらえて、








ようやく家の少し手前まで来た。









……あと、もう少しだから、









泣くのは、我慢しなきゃ。









『あっ………』







いよいよ家の前というときにAが声をあげた。









見てみると、玄関前に誰か立っている。









「あれは……」









_________そらるさんだ。









あぁ、そういえば今日は






午後から僕の家で打ち合わせだっけ。









「あ、まふまふとAさん」









声をかけられたことに驚いたのか






彼女はびくっと肩を震わせ、僕の後ろに隠れてしまった。









やっぱり、そらるさんのことも覚えてないのか………









「え、Aさんどうかしたの?」







不思議そうに首を傾げるそらるさんから逃げるように、家の中に入る彼女。








『あ、相川さん部屋教えてください…



私、そちらの方とお話が終わるまで待ってますので………』








しどろもどろになりながら、小さな声で言う。









________もしかして。









「人見知り……?」









『そうかもしれないです……』


 







………まじか









どうやら、記憶を失ってから彼女は性格まで変わってしまったらしい。








以前の彼女なら、少なくともここまでじゃなかったから。








「一階の廊下を右に曲がった部屋で、待っててもらえる?」







と、彼女が使っていた部屋までの行き方を教えた。









「なんだったら僕、案内しようか……」









そう言いかけたとき、グッと手首を引っ張られた。









「おい待て、まふまふ」









「どういうことだよ」






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あゆめ - うわあああ、こんなのずるいですよー!めちゃくそ泣いちゃって目腫れてます!もう、ほかの作品も読ませてもらったんですけど、この短い期間でファンになりました。他作品でも全て泣いてしまいやばかったです。これからも頑張ってください。才能分けて欲しい!頑張って! (2018年12月31日 1時) (レス) id: b36e8c2dc1 (このIDを非表示/違反報告)
あや@ - わぁぁぁ!!!!めっちゃよかったです!!!!感動しました!!!うらる子さんの作品すごく好きですっ!!他のも読んでます!!これからも頑張ってくださいっ!! (2018年2月25日 2時) (レス) id: 4fc314a0e8 (このIDを非表示/違反報告)
うらる子(プロフ) - 夜魅さん» 返信が遅くなってしまい、すみません…。番外編、検討してみますね!ありがとうございます (2017年12月28日 8時) (レス) id: d8f0f4515a (このIDを非表示/違反報告)
夜魅 - すっっっっごいおもしろいです!わたし的に続編を期待してしまった…。できたら番外編とか、作って欲しいです!ずうずうしくてすみません。新作も頑張ってください!応援してます! (2017年12月27日 16時) (レス) id: 353a4c5d67 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - うわー!完結お疲れ様です!すごい惹きつけられる話で、最後はほんと感動して、涙が出てきました…笑新作も楽しみにしてます!! (2017年11月19日 12時) (レス) id: 75ade3291c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うらる子 | 作成日時:2017年10月16日 18時

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