末っ子彼女は甘えない【センラ】

※微ピンク也※ ページ24

※微ピンク注意※

さくらもち様リクエスト。


.゜*。．゜*。.゜．。*゜．

センラside



「風呂出たでー。」

『はーい。』


引っ越してきてから早二週間が経ち、こちらでの生活にも大分慣れてきた。

"毎日好きな人が側に居る"

近距離のカップルや同棲しているカップルには当たり前の事なのかもしれないが、ずっと遠距離だった俺からするとたったそれだけの事でもめちゃくちゃ幸せを感じるのだ。


『お風呂行ってくる。』

「行ってらー。」


こんな他愛もない会話すらも幸せで幸せでしょうがない。


(異動に感謝……。)


初めて会社に感謝したかもしれない。


一緒に住み始めてからは色んな発見があった。

例えば、莉子はパソコンで作業をしたりするときは眼鏡をつけること。

今までは俺が来たときに作業とかはしないようにしてくれてたから全然知らなかったのだけれど、すごい可愛かった。うん、可愛かった。

あとは、意外と露出が激しい事とか。

ずっと一人暮らしだったからなのか、部屋着の露出度がすごい。

おかげさまでこちらは理性がぶっ飛びそうだ。


(直してもらわんとなぁ……。)


でないと今後の生活(俺の)が危ぶまれる。

なんて、一人悶々としているとガチャリとドアの開く音がした。

▽→←お前か、やないわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す