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そして次は、総統の右腕の彼。
「トントンですぅ。書記長やってます。一回話したから手短に済ませるで。歳は25。よろしくな。」
最初に話した内容と何ら変わらないものだった。なので、自己紹介はすぐに次の人物へ。
最後は、この国の総統閣下。
「グルッペン•フューラーだ。今年で26で、知っている通り総統をしている。お前には期待しているゾ。これからよろしく頼む。」
彼の声から圧を感じる。が、嫌な圧ではない。これがカリスマ性というものなのか。今までの誰にも同じような圧を持つものはいなかった。非常に独特なモノである。
強い。肌でそう感じた。
_____全員の自己紹介が終わり、ようやく和やかな食事が始まった。
だが一つだけ違和感がある。
私に盛られる食事の量が他の皆様の量よりかなり、いや凄く多い。
持っているのは他でもないゾム。
『あの、ゾム様、そんなに盛って頂かなくても大丈夫ですが。』
「ん？なんや足らんのか？しゃーないなもっと食べさしたるわ。Aは細すぎやからな！」
皿にドンドン料理が乗せられていく。他の皆さんが「お前食害すんなって言うたやん！！」と言うと「なんやお前らも足らないんか。」と言われてしまい、顔を青くして黙ってしまった。
でも、量が多いだけであり正直言って今まで食べた物の中で1番美味しい。美味しすぎる。
胃が後々重くなるかもしれないが有り難く頂こう。
____黙々と食べること数十分
『このチキン美味しいな……』
「やろ？僕もこのチキンめっちゃ好きやねん。」
何個めかのチキンを取ろうとした時、後ろから声が掛かった。鬱サマだ。
「ホンマうちの料理は美味いねん。めっちゃ食べられる。流石に食害されんのはきついけどな……って、Aちゃんもうそんなに食べたん！？えぐない！？」
『えっ、そうですかね…….』
脇にある食べ終わった皿に目をやると、15枚程の皿が積まれていた。
自分でもこんなに食べているのを気付かず、かなり驚いた。
「A…食べれるやんちゃんと！偉いな！！今まで食がっじゃなくて盛り付けしてやった奴の中でこんなに食べたやつ初めてやで！！」
あのゾムでさえ驚いている。横のショッピに至っては引いていた。というか皆目を丸くしていた。
「はえーAってこんな食べるやつやったんや。身体大丈夫か？」
そう言ってトントンに顔を覗き込まれた。すると彼は顔を顰めた。
「Aの瞳って、こんなんやったっけ……？」
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未雨(プロフ) - エモンガさん» コメントありがとうございます。頑張って更新ペース上げてくのでこれからもよろしくお願いします！ (2023年2月26日 23時) (
レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 17時) (レス) @page30 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
未雨(プロフ) - 天天さん» コメントありがとうございます。是非是非夢主ちゃん描いてあげて下さい！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月15日 23時) (レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 未雨さんの書き方大好きです〜！夢主ちゃんの瞳の色も気になるところ！！良ければ描かせてもらってもよろしいでしょうか…？ (2023年2月15日 18時) (レス) @page21 id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未雨 | 作成日時：2023年1月24日 23時
