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次は俺やな！と元気よく言ったのは、厚いメガネを掛けた彼。
「どうも〜チーノです！この城の守備メインでやらせて貰ってます！歳は22やけどショッピ君のちょっと後に入ってきました〜。今度お茶でも出すんでお話ししましょ！」
鬱様とはまた違う胡散臭さのある笑顔だった。「お前Aにめんつゆ出すわけちゃうよな？」とコネシマに突っかかれると、舌打ちをかましてまた笑顔を貼り付けていた。
コネシマはまだキャンキャン言っている。
そんな騒ぎを遮ったのは、バツ汁のマスクをつけた彼。
「ひとらんらんです。長いからひとらんでいいよ。チーノと一緒にこの城の守備長をやってる。24歳だから少しみんなより年上だけど、普通に話して貰って大丈夫だよ。何かあったら相談してね。」
バツ印をつけているから話せないのかと思っていた。どうやらそういう訳ではないらしい。どことなく穏やかな雰囲気を持っているので安心できる感じがした。
次は、クリーム色の瞳を持つ彼。
「エーミールでございます。此処の図書館を管理していて、時折指揮官もやっております。非戦闘員ですが、よろしくお願いします。あ、25歳です。」
彼が言い終わると他の皆様の自己紹介の時より沢山のガヤが飛んだ。お滑りマン、ハゲ、おっさん…
「ごめんなA。エミさんは童て」
「ああああ聞こえない聞こえない！！Aさん、ホンマ何も聞かんとって下さいね。」
なんとなくゾムが何を言おうとしていたのかは察したが、そんなことで人を判断するほどの人間ではない。
ただ、エーミールを傷付けたくはないので何も言わないでおこう。
ガヤが収まった後、隣の席の彼が話し始めた。
「改めて、ショッピです。20歳でここの中では1番近い歳です。狙撃部隊の隊長をやらせて貰ってます。よろしくっす。」
狙撃部隊だったのか。知らなかった。ということは、私と一緒に戦うことになるのだろうか。彼の実力はまだ知らないが、もし戦ったら心強い味方でありそうだ。
そして順番は、この国の三傑へ。
最初に話し始めたのは、切れ長の目を持つ彼。
「えーオスマンです。この国の外交長官をやってます。25歳やからエミさんよりおっさんかも知れんけど中身はそんなことないで。また後でゆっくり話そうや。よろしくめう〜。」
めう…？初めて聞く言葉に違和感を覚えるが本人は気にしていなそうだ。可愛く話しているが、私は彼が1番怖かった。
作られているような感じがしたから。
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未雨(プロフ) - エモンガさん» コメントありがとうございます。頑張って更新ペース上げてくのでこれからもよろしくお願いします！ (2023年2月26日 23時) (
レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 17時) (レス) @page30 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
未雨(プロフ) - 天天さん» コメントありがとうございます。是非是非夢主ちゃん描いてあげて下さい！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月15日 23時) (レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 未雨さんの書き方大好きです〜！夢主ちゃんの瞳の色も気になるところ！！良ければ描かせてもらってもよろしいでしょうか…？ (2023年2月15日 18時) (レス) @page21 id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未雨 | 作成日時：2023年1月24日 23時
