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「なぁ、せっかくAも自己紹介してくれたことやし、俺らも自己紹介した方がええんちゃう？」
どうや？と小柄な男が周囲に尋ねる。反対する者は誰もおらず、席順に自己紹介していくことになった。
まずは、私の正面に座っているニット帽を被った彼。
「えー近接部隊の隊長やってます。シャオロンです！相棒はシャベルやで。今度見せたげるわ！歳は23。同じ幹部だし仲良くやってこうぜ〜よろしく！」
何処からか「よっ不人気！」と言う声が聞こえる。彼は「煩いわ！」と若干ムスッとしたが、すぐ普通の顔に戻った。恐らくよくある身内ノリなのであろう。
次は、私のことを助けてくれた彼。
「チッスゾムです。暗殺部隊で色々やってます。食べること大好きなんで！Aちょっと痩せすぎやから俺が食べさしたるわ。あ、今年で22歳。よろしくな。」
「おま、Aに食害すんなよ？流石にパワハラやって食べきれへんよ。」
シャオロンがそう言うとゾムは「お前も一緒に食べるんやで？食べ切れんやつ手伝ってあげてな！」と屈託のない笑顔で答えた。隣でシャオロンは青くなっている。
次は俺やなと言い話し始めたのは、最初に自己紹介を提案した小柄な彼。
「ロボロです〜。23歳です。普段は地下にある監視室で作業しとります。実は監視カメラで見てたから先にAのこと知っててん。心強い仲間ができて嬉しいわ。これからよろしくお願いします〜。」
小柄だと思っていたが年齢は４つ違う２３歳らしい。てっきり同い年か年下だと思っていたから驚いた。なんて思っていると「今失礼なこと考えたやろ…。」と雑面越しに睨まれた。エスパー？
次は、……私に殺気を向けていた透き通る水色の瞳の彼。
「コネシマ。シャオロンと同じ近接部隊を率いとる。２３歳。その、さっきはごめんな。嫌なこと言ったかもしれん。これからよろしく。」
最後の方になるにつれて声が小さくなっていった。恐らく若干恥ずかしがり屋なのだろう。だが、幹部として認めてもらえているようで良かった。
次は、私に手を出しかけた藍色の彼。
「どうも僕です。24。ロボロの仕事手伝ったり狙撃の援軍行ったりしてます。…..本当にすんませんした！！もうあんなことはしません！！でも仲良くしてくれると嬉しいな、Aちゃん。」
彼は胡散臭い笑顔を向けながら話した。何というか、ヘラヘラしている。国で顔を出してる時とは印象が大分違ったが嫌いだとは思ってないと思う。
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未雨(プロフ) - エモンガさん» コメントありがとうございます。頑張って更新ペース上げてくのでこれからもよろしくお願いします！ (2023年2月26日 23時) (
レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 17時) (レス) @page30 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
未雨(プロフ) - 天天さん» コメントありがとうございます。是非是非夢主ちゃん描いてあげて下さい！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月15日 23時) (レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 未雨さんの書き方大好きです〜！夢主ちゃんの瞳の色も気になるところ！！良ければ描かせてもらってもよろしいでしょうか…？ (2023年2月15日 18時) (レス) @page21 id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未雨 | 作成日時：2023年1月24日 23時
