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幹部になったのはいいものの、急な出来事だった為私が何も知らなすぎると言うことで
「ショッピっす。よろしくお願いします。」
ショッピにこの建物の案内をしてもらうことになった。
何故彼なのかトントンに尋ねたところ、私の手続きやらなんやらで手が離せない為歳が近いショッピに頼むことになったらしい。
彼は20歳で私の1個上、1番歳が近いそうだ。
『此方こそよろしくお願い致します。ショッピ様。お手を煩わせてしまい申し訳ありません。』
「そんな堅くならんくて大丈夫ですよ。僕ら同じ幹部ですしなんなら1個しか年変わんないんで。ショッピとか適当に呼んどいてください。あとタメで話さん？」
『じゃあショッピ君って呼ばせて貰うね。私のこともAって呼んでくれたら嬉しいな。」
「了解。よろしくな、A。」
2人で談笑しながら歩くのは案外楽しかった。歳が近いから考えることも似ているのかもしれない。
ショッピ君はその間に色々なことを教えてくれた。
なぜ彼は此処の幹部になったのか。彼から話してくれたが、どうやらコネシマにスカウトされたらしい。元々此処の軍隊で私と同じく狙撃兵をやっていたそうだ。
沢山いる兵士の中で幹部に目を付けられるなんて、相当の技術を持っているのだろう。どこかで見る機会があればいいな。
「ここがAの部屋やで。隣が俺の部屋。なんかあったら来てくれてええからな。ちょっとだけ部屋に用あるから、Aは自分の部屋入って待っとって。」
そう言って彼は隣の部屋に入っていった。私も部屋の中に入る。
『わぁ…』
部屋は正直今暮らしてる部屋の何倍も広く、美しかった。
天井にはアンティークなシャンデリアが掛けられており、大きな机やソファーもあった。
クローゼットを開けてみると、色とりどりのドレスは勿論、普段着で使えそうなパーカーやジーンズも入っていた。
しかし自分好みのテイストの服は少なそうだ。今度城下外にでも買いに行こう。
そして、1番期待しているベッドに目を向けると
中が大きく膨らんでいて時々寝息のようなものが聴こてきていた。
絶対中に人がいる。
凄く怖かったけれど、意を決して掛け布団を取った。
『…えっ？』
その途端、私はベッドの中に引きずり込まれた。
一体何が起こった？そう思い布団の中でもがくが出られない。中で、押し倒されている。
暗い視界でよく見えなかったが目を凝らすと
蒼い瞳と目があった。
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未雨(プロフ) - エモンガさん» コメントありがとうございます。頑張って更新ペース上げてくのでこれからもよろしくお願いします！ (2023年2月26日 23時) (
レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 17時) (レス) @page30 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
未雨(プロフ) - 天天さん» コメントありがとうございます。是非是非夢主ちゃん描いてあげて下さい！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月15日 23時) (レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 未雨さんの書き方大好きです〜！夢主ちゃんの瞳の色も気になるところ！！良ければ描かせてもらってもよろしいでしょうか…？ (2023年2月15日 18時) (レス) @page21 id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未雨 | 作成日時：2023年1月24日 23時
