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「あ、Aちゃんはなんで俺たちのことナンパしたの〜？？」
不意に話を振られて、飲んでいた水を吹き出すところだった。
なるせさんに背中を撫でられながら、ゴホゴホと酸素を吸い込んで呼吸を整える。
「……っすー………ナンパした理由、でしたっけ？」
「うん！！」
「逆ナンとか人生でされると思ってませんでしたよ」
「えっと、なんか、声かける前に、彼氏に振られて、ナンパされて、ナンパしました」
「…？？？」
「めいちゃん、フリーズすんな。理解しろ理解」
なるせさんがめいちゃんの頭をペチペチ軽く叩く。
あらきさんは " 触れていいのかこれ… " という表情だった。
「あー………なんか、ヤケクソ？って感じですね！！ひとりで飲むつもりだったんですけど、ナンパされて…ナンパに目覚めました！！」
振られたことを、彼のことを思い出さないよう 少し気持ち悪いことを言って無理矢理笑う。
せっかく誘いに乗ってくれたんだもん、楽しいお話したい………
「え、えっと…なんつーか」
「じゃあなるせが付き合ってあげよーか？」
「「「えっ」」」
突然の言葉を咀嚼できず、主犯を見つめる。
なるせさんは座敷にも関わらず、あぐらではなく色っぽく足を組んでいた。
「………ふっ、嘘だよ、バーカ」
「いでっ」
不意におでこにデコピンを食らう。
「お前らも何信じてんの？馬鹿？？」
「……っだ、だよねー！！もう、ビックリしたじゃん！！」
「……流石に、ねぇ」
「ほら、注文したやつきたんじゃね？」
「お待たせしました〜。」
店員さんが並々注がれたビールを机に置いていく。
私はボーッとそれを見つめていた。
「Aちゃん！！ほら、乾杯しよっ！！」
目の前にぐい、とジョッキを押し付けられ、ハッとして受け取る。
…なんかさっき、とんでもないイケメンがいた気がする…気のせいか……
「じゃあ、Aちゃん初ナンパ記念に〜？？」
「そっち！？」
「「「乾杯〜／！！！」」」
「あ、ちょっ、か、乾杯！」
…
…
…
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める(プロフ) - きゅんきゅん止まらないです💕続き楽しみに待ってます! (2月14日 2時) (
レス) @page32 id: 6642f03d42 (このIDを非表示/違反報告)
をわ(プロフ) - 更新ありがとうございます〜〜〜！！！相変わらず最高にきゅんきゅんしました、、、、、、、 (12月16日 2時) (レス) @page32 id: ab4027dd5b (このIDを非表示/違反報告)
晴瀬(プロフ) - 更新ありがとうございます！！低い声で圧をかけるなるせさんも弱々ふにゃふにゃなるせさんも刺さりました😇 (12月12日 15時) (レス) @page32 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - たたたったさん» コメントありがとうございます！(¨̮)♡頑張ります！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - らるすさん» これ以上ないお言葉ありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年5月6日 2時
