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きみがいないとさ ーSukai ページ6

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今日は碧海と、私の家で過ごすことに。









外にいる時は、

くっついて歩いたりすることを好まない彼





だけど、家にいる時は…








碧「はよこっちきてえ、始まんで」





映画の本編が始まるまで

食器を洗いながら流し見していると、




ソファーに座る彼から手招きされる






片付けて、彼の隣に座ると



すぐに腰に回される左腕







シャイなだけで、


二人きりの時は意外と甘い彼









.








碧「…A?携帯鳴ってんで」




「あ、ほんとだ


ごめん仕事の人だ、出てもいい?」





碧「おん」







急な電話に少し嫌な予感がしたけど、


とりあえず彼の隣で電話に出る






程なくすると、彼の左腕の体温が離れていく









映画を見ている彼に申し訳ないので寝室に場所を移した











電話の相手は、新しく入社した男の子




今すぐにわからないことを聞ける先輩が近くにいないらしい





…私今日、有休なんだけどな。





というか、私がいない日くらい誰か彼に付いててあげてよ





少しモヤッとしたけど、まあしょうがないかあ…








.







職場で直接付いてあげられれば話は早いんだけど、





手元に何もない状態で

電話越しに状況を相談され、



お互いに話が噛み合わなくて




結局30分くらい話し込んでしまった







.

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作者名:Lynn | 作成日時:2021年11月18日 2時

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