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✳︎✳︎ Ruki ページ34

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「ただいま〜」






今日は仕事が休みの私。




お昼に友達とカフェに行って、

夜ご飯を一緒に食べて帰ってきた







瑠「おかえり〜」






瑠姫の方が早く帰っていたみたい




 

リビングでドラマを見ながらくつろいでいた彼が


こちらを向いて笑顔を見せた














…のも、束の間。






瑠「…」



無言のまま私を見つめる彼












「ん?」









瑠「A、今日そんな格好で出歩いてたの?」






「え、変かな…?」












今日は暖かいってニュースで言ってたから



少しだけ首元がスッキリした服に




新しく買ったブーツを早速履きたくて

いつもより短いタイトスカートを合わせたんだけど














瑠「…うん、変」






「ええ〜?どの辺が?(笑)」






瑠「こっちおいでよ」










いつも、私の着る服を


似合ってるね、と褒めてくれる彼







せっかく可愛いと思って決めた服を


彼に変と言われるなんて初めてだから、







不思議に思って

素直に瑠姫のそばまで寄って行った










瑠「ここ、座って?」





ソファーに座る瑠姫の間に引っ張り込まれ



そのまま後ろから抱きしめられる











「えっ、るき、なになに」








彼は後ろから



なんの前触れもなく突然、



私の首元に強く吸い付いてきた










「ちょっ、やめてまだお風呂入っ…瑠「これでOK」








咄嗟に瑠姫の方を振り向くと、





得意げにニヤッと笑う彼の姿があった










瑠「Aがわかりやすいように印つけといたから。




ここから下がちゃんと隠れる服じゃないと着ちゃだめだよ」











肌見え過ぎなんだよ、





そう呟いて



また私を抱きしめる










瑠「この服着るの、俺の前だけにしてね。



俺の前で着てるときは、めっちゃ可愛いよ!



でも外で着るときは、全然Aに似合ってない」










「…もう、」









瑠「てか今度一緒に買い物行こう?



またAが変な服買ってこないように見とかないと(笑)」











「ねえさっきから変ばっかり言い過ぎ!」









瑠「ははっ(笑)ごめんごめん」















少しだけ独占欲の強い瑠姫







…私だけに見せる彼の姿









.

✳︎✳︎ Shion→←・



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作者名:Lynn | 作成日時:2021年10月24日 1時

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