検索窓
今日:69 hit、昨日:127 hit、合計:148,238 hit

ページ15

.




一成が決めてくれた、レストラン&バースタイルのお店



「うわ〜景色も綺麗だね」





高層階から見る街の光が本当に綺麗











一「わ、ステーキ出てくるね」



「フォアグラの茶碗蒸しだって」







品書きを見てわくわくする私たち









ずっと着ていたコートを脱ぐと、

パッとこちらを向く彼






一「似合ってるね、その服。

やっぱなんかいつもより綺麗だからさA、



俺めちゃくちゃ緊張してんだけど、(笑)」









少し瞳をゆらゆらさせながら

ストレートに、可愛い綺麗と言ってくれる一成



…こっちの方が照れるし緊張するよ、










.





前菜を食べ終え、


一成が楽しみにしていたサーロインステーキが運ばれてきた






一「うわあ、、」




可愛い犬みたいな表情なのに

男らしいスーツを決めていて、なんだか少し可笑しい








.






お互いにお腹を空かせてきたからか

次に運ばれてくるのはあっという間にデザート






食後にもう一杯だけ、と

二人でスパークリングワインを頼んだ











.




『記念日、おめでとうごさいます』




運ばれてきたプレートに書かれた、
"2nd Anniversary"の文字





「嬉しい…ありがとう、一成」



それから二人で乾杯して、ワイングラスに口をつける






「おいしかったね、

ほんとにありがとう、何から何まで。


あと、これ。今年のクリスマスプレゼント」






私はさっき買ったクリスマスプレゼントを一成に渡した







一「ありがとう!開けてもいい?」




今年彼に選んだのは、

シャンパンゴールドの華奢なブレスレット




「一成はずっとシルバーのイメージだったから」





一「うん、ゴールド持ってないね…めっちゃ嬉しい

ありがとう、大切にする」










んじゃ俺からも、はい








一成に手渡された小さな紙袋




「開けていい?」

一「うん」








出てきたのは小箱


中を開くと、







「え、…これ、一成…」







びっくりして目を合わせると、彼は


ふぅ、と一呼吸ついたあと









一「A。

僕と、結婚してください。」






ダイヤのついたシルバーリングを両手に抱きしめながら


少し緊張した面持ちの一成をぽかん、と見つめる




一「…どんな表情、それ(笑)」



「…嬉しくて、」


それから、涙が止まらない。



一成は笑いながら、私の両手を包む






「…こちらこそ、よろしくお願いします」








.

✳︎ Takumi→←✳︎ Issei



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
556人がお気に入り
設定タグ:JO1
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Lynn | 作成日時:2021年10月24日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。