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番外編 ページ36

⚠キスマイアイドル設定です






________________________







「 あぁ!!もう!! 」



バタンッと強くドアを閉め



ベットにバックを投げつければ



今日の事を思い出して涙が浮かんできて



落ち着かせようと、お気に入りの香水を振り撒いた









テレビをつければ当たり前のようにキスマイが出ていて









『 〜部屋の電気を消してみない? 』






「 ……ばーか。」





会いたいよ







『 〜君の香水の匂い 』


『 これって何つけてるの? 』






「 貴方と同じだよ…、なんて、」






テレビの中で歌ってる彼氏は



失敗を恐れて無さそうな感じで







何故か分からないけど 自分が惨めに思えて





堪えてた涙が溢れた。




テレビに向かって声をかけたって返ってくる訳じゃないのに









『 〜そっと電気を消す… 』









A今何してるの




裕太Aのこと考えてる




裕太なんてね




裕太なんかあった?






Aんーん、別にないよ







裕太じゃあ、今して欲しいことある?





A裕太に会いたい




Aなんて冗談だよ笑




A遅くにごめんね、







裕太まって、





裕太外見て





A外?なにも見えないけど…






裕太下だよ、








ベランダに出て言われた通り下を見れば




何故か裕太が立っていて




泣いていたのがもっと涙で溢れて





震える手で






Aみえないよ





と送れば





裕太今行くから待ってて





って、






玄関まで行ってドアを開ければ目の前に





立っていて、





涙でぐしゃぐしゃの私を見て驚いた顔したけど





すぐ微笑んで 抱き締めてくれた






「 ばかばかばか 」

「 なんで居んのよ… 」






「 Aの考えはお見通しだから? 」

「 なんて、」

「 今日、会いに行かなきゃ後悔するかもって思って 」

「 来てみたら泣いてるし、 」

「 来て正解だね 」








「 会いたかったぁ泣 」

「 テレビの中じゃ遠くて話せなくて 」

「 寂しかった… 」

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作者名:うゆ。 | 作成日時:2019年5月15日 0時

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