もう一人の召し使い ページ24
ルナはアンダーバーの状態を先生に報告し、先生とカナタたちと共に保健室へ向かった。
「宿題の追い込みがいかに危険か、分かっただろう？」
「はい、よく分かりました……」
「クソ真面目も体に毒ってことよ、無理に宿題やるから……俺なんてまだ全然終わってない」
「トモ、それは論外」
という会話をしながら、アンダーバーを心配して皆で顔を覗き込む。暑苦しくも感じるが、みんなにはそんなことは気にしているヒマが無いのだ。
「イビキをしているから、きっと眠っているだけなんだろうけど……何をしても起きないのよね」
と、保健室のおばちゃん先生は電話を片手にして言う。今、肉屋のジョンに連絡を取ったらしい。
「今、アンダーバー君の執事さんが迎えに来てくれるらしいわよ。お家に執事がいるだなんて、とても育ちの良いのね」
「そうなのよ、とても大きな家でね。しかもその執事さん、ジョンっていうお肉屋さんなのよ！」
と、カナタが言ったところでおばちゃんが不思議な顔をした。
「そうなの？私の時は普通に『執事』って名乗っていらっしゃったけどね……」
その時は、電話だからあまり多くの情報を与えていなかったのだと誰もが思っていた。
だが、その考えはアンダーバーが帰る頃に破られた。
「……先生、アンダーバー君の保護者様がお見えになりました」
その言葉を合図に、みんなでアンダーバーをその人の元へと連れていく。
職員玄関に立っていたその人は、肉屋のジョンではなかった。
「こんにちは、アンダーバーの保護者の執事でございます」
そこに立っていたのは、しっかりと黒いスーツを着た、金色の長い髪の毛の、身長の高い男の人だった。
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デ・ロイテル(プロフ) - 7位イイね (2018年10月9日 22時) (
レス) id: 707fc28c68 (このIDを非表示/違反報告)
デ・ロイテル(プロフ) - もう大丈夫だと思います (2018年9月28日 18時) (レス) id: 707fc28c68 (このIDを非表示/違反報告)
Olivie(オリヴィエ)(プロフ) - サイコパスさん» いいな〜、私まだアーカイブも見れてないんですよ。なんか、その様子がすぐに想像できてしまいますww (2018年9月12日 18時) (レス) id: 26b767d003 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス - 楽しかったでホラーゲーム実況楽しかったです！アンさんが上手いのにアワアワしてる感じがまさに撲殺天使…ちなみに、リアタイで見れました( ≧∀≦)ノ (2018年9月12日 17時) (レス) id: bee83dbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス - ありがとうございます！自分も好きなときに勝手にコメントする感じになるので、無理無く返信いただけるとありがたいです。 (2018年9月10日 10時) (レス) id: bee83dbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivie | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maycry
作成日時：2018年5月10日 23時
