だいすき。 (ページ37)

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Aside

玲奈「それは誤解だよ！」

夏樹「おめーにきーてねぇよ」

今までに聞いたことの無いドスの効いた低い声。

言葉を紡がなきゃと思うほど舌が絡まる。

挙句の果てに涙が出てきた

それに見兼ねたのか、私の腕を掴み思いっきり上げ、顔が自動的に上をむく。

夏樹「泣いてねーでなんか言えよ」

A「……ご…ごめ…」

夏樹「あ!?」

教頭「須堂、それ以上は」

A「うるさい…うるさいなぁ！」

腕を振り払い、その場から駆け出す。

涙で前が見えない。気がついたら、愛莉と一緒にいた。

南side

玲奈「どういうこと？」

美森「うちのAちゃんに、何してくれちゃってんの？」

轟「そ、それは…お前らが…」

美森「それとこれとは話が違うでしょ！？」

つばめ「ご、ゴメンな…」

南「聞こえないなぁ…もっと、ハッキリ喋んなさいよ！」

思いっきり会長の頬を平手打ちする。

油森「あ！おい！それは…」

玲奈「なんか文句あんの？」

美森「二度とうちらの前にその面出さないでね？」