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Aside

朝、登校するといつもより騒がしかった。

A「え、パトカー…」

対して夏樹は至って冷静。

…嫌な予感。

壷井「いったい、誰が通報したんだ」

壷井先生が警察に問いかけるとはーい、という返事と共に美森が手を挙げる。

教頭「あ?どういうことだ」

エミリー「脇谷さんの弟がそれを持っているのを見たんで、通報したんです」

と言ってスマホの画面を見せる。

エミリー「間違ったこと、しましたか?」

波留「こいつら、正義感強いんすよ」

玲奈「早くお金取り戻さなきゃーと思って、」

満足そうに夏樹と南がつばめちゃんの方を向く。

「どういうことよ、あんたが盗んだの?」

「どうしてくれてんだよ」

「バスだよ、バス!」

「お前のせいで今日も汗だくだよ」

「なんとか言えよドロボー」

脇谷さんに掴みかかっている様子を見て響先生が警察を追い返そうとする。

響「今日の所はお引き取り下さい、カウンセラーの私が、彼女達から事情を聞きますので、」

教頭「ここは神聖な教育の場です。お引き取り下さい。」

校長「どうぞ、中へ!」

教頭「校長!」

校長「門の前で騒いだらご近所の皆様にご迷惑でしょう?車ごと中へいれなさい?」

教頭「星くん、早く門を開けなさい!」

星「はい!」






タクト「さすが陸。ナイス企て」

陸「裏を知りすぎたやつごと葬る。鉄則でしょ?」

背筋が凍った気がした。

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作者名:薮担の紫式部 | 作成日時:2018年9月26日 19時

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