検索窓
今日:3 hit、昨日:42 hit、合計:55,092 hit

>>20 ページ20

Aside

目が覚めると頭を下げるC5と音ちゃんがいた。

パパとママ、夏樹に天馬くんもいる。

A「頭…上げてよ…」

びっくりした顔でみんながこっちを見る。

夏樹「A…っ!」

夏樹が駆け寄ってきて手を握ってくれる。

その目は本当に心配してくれたんだなって。

A「大丈夫だよ、夏樹。パパもママもごめんね、迷惑かけて…」

花「何言ってるの、迷惑なんて…」

A「パパ、ママ、愛莉達は悪くない…私が音ちゃんを庇いたくて庇ったの…だから…愛莉はいい子だよ…?」

拓郎「お前って子は」

不安そうな顔から徐々に笑顔へと変わる。

拓郎「これからは気をつけてくれよ、晴くん。」

花「夏樹くんも、ありがとうね、わざわざ」

夏樹「いえいえ」

拓郎「じゃあ、パパ達はこの後用事があるから。」

花「早くよくなるのよ?」

A「うん!行ってらっしゃい!」

パパとママが出ていくと愛莉が口を開いた。

愛莉「A…ごめんなさい!」

A「いいってば!愛莉?」

愛莉「んー!もう!A大好き!」

A「んふふ笑」

愛莉「あ!そうだ!」

A「んー?」

愛莉「海斗!あれ、調べてくれたの?」

海斗「あー、、、あれは…」

途端にバツが悪そうな顔をする海斗。

晴「あれってなんだよ」

愛莉「A?」

A「なぁに?」

愛莉「最近A変だよね?それって…」

海斗「愛莉!」

愛莉がそこまで言うと海斗が必死に口を抑える。

A「何したの?」

隣にいた一茶と杉丸に聞く。

一茶「さぁ?笑」

杉丸「言わぬが吉」

A「もー!」

夏樹「かっかすんなよ」

私の頭に手を乗せて撫でるのが気持ち良くて素直に撫でられる。

愛莉「あ!A!先生がね、目が覚めてちょっとしたら退院出来るって言ってた!」

A「やったー!」

夏樹「ふっ」

鼻で笑われたけど私は知らないもん。

>>21→←>>18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
165人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:薮担の紫式部 | 作成日時:2018年9月26日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。