バレー好きのあいつは私の世界を変えてくれました4【HQ！】 (ページ8)

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余計な考え　宮侑ページ8

｢はぁ？奈留がAを事故に合わせたぁ？そんなん信じる訳ないやろ」

俺とAが会ってる間に起きた出来事を治と真美から聞いた｡

俺はその現場にいなかった。事故やろ｡信じたくない｡

治｢何で信じんのや！…あ、そや、これなら信じるやろ！｣

すると治は俺に携帯の画面を見せる｡あの事故現場の写真で後ろ姿のAの隣に奈留みたいな人物がいた。

｢こんなん合成とか何かやろ。とにかく俺は信じないからな｣

…もし、事実だったらAが俺のいないところで傷つけられている｡そう考えると俺がAを守れなかったことを痛感する

せめて不慮の事故だったと信じたい

すると

真｢ねぇ…マネージャーが部活に入ったのっていつ？」

真美は何を思ったのかそんなことを聞く。

治｢Aとこいつが付き合い始めたくらいや。｣

真｢Aが邪魔で無理やりでも自分のものにしようと部活を利用して侑に近づいたんじゃ…｣

は？何やそれ…もう聞きたくないわ

治｢それは考えすぎちゃうか？｣

真｢もしAが事故で無事だったことを知ったら？またAに近づいて今度こそ…！｣

真美は泣きそうになりながらそんなことを言う。

｢真美｡もう探偵ごっこはお終いや｣

治｢(こいつに言っても埒が明かんな…)もうええわ｡明日の昼休み話があるから教室前の廊下に来てくれるよう奈留に言ってくれるか？｣

奈留はそんなことするはずが無い。部活を利用して近づいたとかそんなん真美たちの妄想に決まっとる｡

そう言い聞かせて考えないようにした。