推しと青春始めます。【名前変換オリジナル】

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―――ガチャ



「ただいまー」




…って誰もいないんだけどね






新しく引っ越してきた家は前よりは狭い
でもお父さんは朝から夜遅くまで仕事だからそんな文句言おうとも思わない



今の生活に特別不満はないんだもの


しかもdiva☆に会っちゃったんだ
すごいわ都会って…




私はシャワーを浴びてから、ベットに寝転がった。





そしてdiva☆の曲をスマホで聞く


はぁ、最高…！！
diva☆ってやっぱり素敵だな〜！そんな人達とクラスメイトなんて、やっぱり夢なんじゃない？





―――ピロン！！




「あ、一樹くんだ！」



そういえば連絡先聞かれたんだった。






メールには学校の予定表が送られてきた。



「…送ってくれたんだ」




私はそのメールにありがとう、と返信した。



一樹くんが気軽に話しかけてくれたおかげで、私は学校に行きやすくなった。それは事実だった。



感謝しないとね





そのまま私は目を閉じ、眠りに落ちた。








――――――――――――






今でもたまに夢を見る。





雨の中…世界が180度変わってしまった日


私の記憶の中で、あの人はまだ生きている。







雨の中、誰かに出会った。
その誰かも、顔を暗くしていて




…私はずぶ濡れのまま、帰って風邪をひいた。

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