推しと青春始めます。【名前変換オリジナル】

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「あ、あの…そういえばなんであの時誘ってくれたのかなって」



柚「あの時？」




「勉強会で勝ったらなんでもできるやつ」





柚くんの本心が知りたい
だってもう、ファンだけど…友達じゃん






柚「あ〜、別に特に意味は無いかな」



「そ、そうなんだ」





そうだよね、柚くんは気まぐれな感じの子だもんね






柚「あ、でも気になる事はちょっとはあったな」



「なになに？」







柚くんは少し顔色を変えて話をした。








柚「椿が転校してすぐに女子に絡まれてたじゃん？
…転校前にあった事を知られて」







「…あ」





そういえばあの時、私を助けてくれたのは柚くんだったな…



「あ、あ〜！大丈夫だよ！？あの二人からはもう何も…」






柚「何があったの？転校前に…」



「…」






柚「無理して言わなくてもいい、誰にだって踏み入られたくない秘密はあるんだから」



「…柚くん」









最初は全然仲良くなれなかった柚くんが
私のことを知ろうとしてくれているんだ。


もう友達なのに…私は何を迷ってるんだ。









「ううん、話すよ」



柚「無理してない？」




「大丈夫、柚くんには言ってもいいかなって思っちゃってる」








私の転校前の…暗い話

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