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第二話 ページ4

*





――――― 彩の呼吸 参ノ型





自然豊かな森の中



怯える野生の動物たちを背に、
流れるような動作で鬼の頸を斬る。





『私の友達の静かな暮らしを邪魔しないで』





塵となって消えていく鬼の亡骸を最後まで見届け、刀に付着した血を払い鞘に収める。





『任務完了。さて、帰ろうっと』





木の陰から出てきた動物たちが少女を囲み、擦り寄る。





『また明日も来るからね』





そういって彼女は森を出て家路につく。





少女が自宅の玄関を開けると、己のものとはまた別の見慣れた草履が左右綺麗に並べてあった。





『ただいま、無一郎』



「おかえりAさん。任務お疲れ様」



『ありがとう』





少女は微笑む



居間で大の字になりながらボーっとする少年、
時透無一郎は、彩柱である双葉Aの元継子だ。





そしてここは、二人の屋敷。

三年前に森の中で出会い、少女に惹かれた無一郎は自ら継子になることを志願した。





どちらか一人のものではない二人の屋敷で、

師匠と継子という関係でなくなった今でも、無一郎は少女と生活を共にしている。





『何か食べた?』



「ううん、それより眠い」





少女が居間から自室に移動すると、無一郎もその後を追う。





『先に寝てて良かったのに』



「僕先に寝たら一緒に寝てくれないでしょ」



『一緒に寝る必要なんてある?』



「安眠のためには必要、気持ちの問題」



『安眠ねぇ…』





少女は無一郎と会話をしながら自室の押入れから布団を出す。





『じゃあ私はお風呂に入ってくるから』



「あ、僕も」



『一緒はダメだよ』



「チッ」



『(えっ、今舌打ちした?)』





一緒に入ろうする無一郎を止め、風呂へ向かう。





任務で流した汗を流し、その日一日分の汚れを落とす。

一日の終わりで少女が最も好む時間でもあった。





『あがったよー』



「今行くー」





*

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ゆりなんぽん - はじめましてです!みかんさんが言っていたように確かにアイカツですね!更新頑張ってください! (4月3日 19時) (レス) id: 3ac698d03c (このIDを非表示/違反報告)
みかん - おもしろかったです。続きが気になります。違ったら本当にごめんなさい。作者名の『ゆめ』と『ルミナス』って、アイカツからとってます?私の妹がアイカツが好きなので気になっちゃいました。 (3月29日 20時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和花 | 作成日時:2020年3月29日 18時

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