＿↓ ページ2
side:Takahiro
“何か刺激が欲しい”
そんな事を思い始めたのは、いつだったか
.
仕事漬けの毎日はとても楽しく、充実してる
でもそれと同時に今の俺には
仕事しか無くて何だか物足りない
若い頃は恋愛なんてどうでもいいと思っていた
気がつけば俺も30代
将来を意識するのは当然のことで
.
男としての刺激が欲しくなった俺は
知り合いが経営しているクラブへ通い始めて
そこで、出会ってしまった
.
俺の標的(ターゲット)
．
カウンターに座っている後ろ姿
真っ直ぐな長い髪、くっきりした目鼻立ち
甘い香りを纏った魅力に溢れる女性
.
隆「A」
「...隆弘さん」
俺を見るなり怪訝そうな顔を浮かべて
俺が隣に座ればわざとらしく距離を取られて
にっこりと微笑むと鼻で笑われる
隆「今日も冷たいな」
「...これが普通です」
確かに毎回同じ男に迫られて誘われたら
めんどくさいとは思うけど
まさか、俺にこんな顔をする女がいるなんて
女に不自由したことない俺にとっては
それが面白くてたまらない
．
隆「ねぇ、今晩は空いてる？」
「空いてません」
強がったようにツンとした表情
それが色っぽく感じた顔になったら...
想像しただけで体の奥がぞくっと疼く
まだ名前しか知らないけど
今、最高に抱きたい女
.
少しの間、2人で酒を飲んで
先に飲み終わったAが荷物をまとめ出した
隆「もう帰んの？」
「...ちょっと席を外すだけですよ」
そう言ってすっと立ち上がって
どこかへ行ってしまった
隆「(...嘘つけ)」
帰るなんて言ったら俺がついて行くのを分かってるから
嘘ついて内緒で逃げようってことでしょ？
.
そうやって強がる余裕を無くすくらい
今日は俺の色に染めるから
少し強引でもいいでしょ？
さり気ない手口で君を導き出して
.
片手で鉄砲を作って
隆「...bang」
その綺麗な体の真ん中にある熱いモノ
俺が撃ち抜いてあげる
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 494人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Miyu - 小説作成の際のルールに乗っていると思います。許可を取るか、歌詞を消すか、どちらかをしなければ、あなたが大好きなAAAさんに迷惑がかかってしまいますよ。これからは気をつけてくださいね(^^) (2019年1月26日 17時) (
レス) id: b8a6444f39 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu - 最近歌詞を乗せる短編集が増えてきています。もし取っていないのであれば、明らかな違反です。厳しい言葉で申し訳ないですが。 (2019年1月26日 17時) (レス) id: b8a6444f39 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu - 歌詞の利用許可は取っていますか？歌詞も著作物の一つで、利用する際には許可を取り、使用料を払うのが適切です。 (2019年1月26日 17時) (レス) id: b8a6444f39 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 直也くんでお兄ちゃんみたいに優しいけど夢主にデレデレな彼氏やってほしいです...!! (2018年5月25日 23時) (レス) id: fbf29d52f5 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - しゅうたそ 雪菜さん» 了解しました！ぜひ書かせて頂きます(^-^) (2018年5月25日 19時) (レス) id: cdded826ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな
| 作成日時：2018年2月1日 0時
