bandage 16 ページ16
_医務室_
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢また随分痛め付けたのね…｣
優しく手当をしながらマダム・ポンフリーは悲しそうな声で話しかけてくる。
｢休み期間に、どうしても、、、｣
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢あなた、もしかして全身に、、、ちょっと脱ぎなさい｣
カーテンを閉めて私にそう言う。
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢こんなになるまで放置してたの！？｣
｢そこまで深い傷じゃないし、、｣
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢女の子なのですから傷が残ったらどうするんです！｣
ﾌﾚｯﾄﾞ｢マダム・ポンフリー！Aは！？｣
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢今入ってくるんじゃありません！全くあなた達にはデリカシーというものがないのですか！｣
ﾌﾚｯﾄﾞ｢うっ、、、、｣
走ってきたのに結局追いかけてくるとか、、、
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢さ、これでもう大丈夫ですよ。時期に治ります。もうこんな事しないようにと言ってもあなたの捌け口を奪ってしまうようなものですからね、、、程々にして手当しにきなさいね。｣
｢いつもありがとうございます。では失礼します。｣
ﾎﾟﾝﾌﾘｰ｢授業には遅れて出ると連絡しておきますね｣
｢はい。｣
ﾌﾚｯﾄﾞ｢なぁ大丈夫なのか？あんなに血出てて…｣
無視して歩き始める。
なのにずっとついてきて話しかけてくる。
あぁ、あの時話しかけなければこんなことにはと昨年の自分を恨む。
｢もううるさい、なんでそんなに付き纏うの。隣の人だって私なんかに話しかけるなって言ってたでしょ。｣
ﾌﾚｯﾄﾞ｢俺は自分が話したいから話しかけてる、誰かの意思じゃない。間違いなく俺の意思だ。｣
私はクルッと彼に向き直った。
前髪のせいでほとんど見えない彼の顔を見ながら
｢はっきり言うわ、迷惑。目障り。耳障り。関わらないで。｣
それだけ言って私はまた歩き出した。
その後きっちり授業に出て授業中ドラコの挑発に乗って箒で飛んだハリーポッターがシーカーに選ばれたっていう風の噂を聞いた。
はっきり言ってから彼は私に話しかけるのを躊躇っている。
視界の端でウロウロされるのも迷惑なんだけど…
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢ねぇ膝は大丈夫？一緒にいなくてごめんね、、、｣
｢あなたがそこまで落ち込まなくても。私が油断してたからよ。｣
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢次こそAの事助けるから！｣
｢ふっ、、、ありがとう｣
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いあ - すっごい大好きです！更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2021年11月27日 18時) (
レス) @page6 id: c09dd7b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
いあ - 面白いですね！大好きになりました！ (2021年11月17日 21時) (レス) @page43 id: c09dd7b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
りん - とっても、面白いです！更新頑張ってください！ (2021年2月3日 23時) (レス) id: e1f489b960 (このIDを非表示/違反報告)
姫唆-キサ-(プロフ) - 初めまして！！！！面白くてペロリと読んじゃいました！！大変でしょうが更新頑張ってくださいっ！！陰ながら応援しまくっています！！ (2020年11月17日 9時) (レス) id: a125ccc8cc (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 更新頑張ってください！ (2020年11月8日 20時) (レス) id: 37a4633e60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Manaka | 作成日時：2020年2月7日 7時
