ペンダントの魔法【stpr】

episode42 ページ48

こ「あ！ねぇ、るぅとくん！それ僕のだってば！！」




る「え？……あ…ごめんなさい、思いっきり勘違いしてましたw」







さ「…莉犬ー…ていうか莉犬だけじゃなくてもいいからカードゲームやろうぜー」






莉「お、いいよ！」





な「俺もやるー」




ジ「俺も！」





る「僕もやります！」





こ「僕も！水瀬さんは？」





「……私は見てます」







こ「おっけー」






……はぁ……






本当、疲れた






ホテルに入り、約1時間





まず寝る場所をきめた







もうその時点で疲れた






ーーーーーーーーー




莉「だめ！レディーファーストって言って、女の子優先なんだよ！！」






る「これはプライドです！水瀬さんが先に決めてください！！」






「…えぇ…」



ーーーーーーーーー




謎のレディーファーストで私が先に決めた






で、その後は各自荷物整理で…





そこで青山さんと黄瀬さんの荷物勘違い事件が起こった






黄瀬さんが青山さんのを間違えて持って行ったり…






そんなことの繰り返しで、部屋はうるさかった






隣の部屋の方、苦情を言いにきてもいいんですよ…？







そうすれば静かになるのに…






な「…あ！そういえばさ、この後お風呂じゃん？」





ジ「？おん」






な「それ、大浴場がなんか故障しちゃってて…部屋についてるお風呂を使うらしいんだけど…」








る「順番……ですか」





な「そう」







あぁ…また嫌な予感







さ「じゃあ、水瀬が先だな」






「私は最g…」





莉「レディーファースト、ね？」






「………はい」








もう抵抗はしないよ







こ「しかも今からお風呂入ったら、次はご飯だし…結構ちょうどいいんじゃない？」








な「たしかに、じゃあ、水瀬さんはもうお風呂入ってきちゃって！」






「わかりました」










初めての修学旅行







……こういうものなんだなって、思った








まぁ…疲れたけど。多分あの人達だからなんだと思うけどね








なんか初めて天野やお父さん以外と過ごす夜だ







…でも油断は禁物







常に警戒していないと








命を守る身としてね

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