ペンダントの魔法【stpr】

episode15 ページ16

先生「はいっ！2限目はこれで終わりです。次は全校生徒会なので第一体育館に向かってくださいね」









次だ。雫組と接触のチャンスがある時間。






警戒しないと。気配を感じ取って







こ「ね、ねぇ！水瀬さん！一緒に体育館いかない！！？」






「……！ぇ…いい、ですけど…」







この人、友達いないの…？どうして私ばっかり関わろうとするんだろうか







まぁ、いいけど。







ﾀｯﾀｯﾀ





こ「大体一時間くらいなんだよ、全校生徒会って…長いよねぇ〜…」





「……そうですね」






こ「…………」





「…………」





無言の時間……こうなるってわかってるはずなのに青山さんは私を誘うんだもん






馬鹿みたい







ﾀｯﾀｯﾀ








ほら、無言で体育館に着いちゃった






こ「……並ぶ順番、関係ないんだよ。なーくん達と一緒に座ろう」







「…わかりました」







学年とか関係ないんだ……普通一年生はここで〜…とか決まってそうだけどな









こ「あ、！なぁーくん！！！」





な「！お、ころちゃん！水瀬さんも！！」





ジ「俺もいるで！！」





さ「俺もな！」







結構もう集まってきてる…






莉「あ、みんなぁー！！」






る「早いですね、もう居たんですか…」







さ「ちゃんと座る場所取っといたぞ。一番後ろだけどw」







な「一番後ろなら寝てもバレないって言うから…w」






る「まぁ…眠くなるのはわかります…」







そんなに眠くなるんだ……どんだけつまんない話なんだろう








ジ「もう先生達がきてるで！そろそろ始まるんちゃう？」







莉「じゃあ静かにしないと……先生に怒られちゃう」








……後ろの方には雫組の気配は感じ取れない







やっぱり前の方にいる…？






前には人がいすぎるから一人一人の気配が混ざって、うまく感じ取れない







…見つけられないならそれでもいい。まだ時間はあるから








でも…雫組の奴らがここで動き出したら









それこそ危険だ。だって









全校生徒の命を奪われようとしてるんだから

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