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Aside
目が覚めたら、真っ白い空間にいた
夢でよく見る空間でもあった。
天井はない、かと言って青い空が見える訳では無い。
ただ、白いだけの空間がおびただしく、続いていくだけ。
歩けば床は水面のように揺れる。
変な空間の中、ただ僕は歩くだけだった。
何もあるわけない。
そんなことはわかっていながらも、ただ単に歩いていたんだ。
何故か、立ち止まっているのが嫌だったから。
すると。
tom「A」
後ろからとも兄の声が聞こえる。
振り返ると、とも兄がいた。
僕が駆け寄ろうとすると、ただ手を振って立ち去ろうとする。
「…待っ」
追いかけたいのに、足が動かなくなった。
なんで、とも兄は行っちゃうの。
嫌だ、置いていかないで、ひとりにしないで。
消えていくとも兄を見て、ただしゃがみこむことしか出来なくなった。
これは夢だ。
なんて思っても、焦燥感と悲しさだけが募った。
それからも、知り合いが僕の名前を呼んでは、離れていく光景だった。
なんでこんな夢を見ているんだ。
なんでみんな離れていくの。
優しい僕でいるから
お願いだから、ひとりにしないで。
置いていかないで
ぽたぽたと涙が零れていったときだった。
「…最初から、1人の方が良かったんだよ」
なんて、声が聞こえる。
あぁ、確かに1人の方だった方が楽だと思う。
こうやって、他の人のことを考えて苦しむことも無い。
でも
1人の時の方が辛いことだってあるんだ
1人で乗り越えられないことがあるとき、友達がいれば、何倍にも力になって乗り越えられるんだ
確かに、人と関わるのはめんどくさくなるし、憂鬱になる時だってある。
それでも、友人に悩みとか、打ち明けられるんだ、愚痴とか言いあえて、心が楽になるんだ。
「…僕は、それでも、友達が、大好きなんだ」
泣きながらも、そう言った。
友達と、楽しく、悩みながら生きていたいんだ。
「…そう、頑張れ、でも、無理しないでね」
あれは誰だったんだろう。
とっても優しい声だった気がする。
夢の中での意識が途切れ、目を開けたら
自分の部屋だった。
あぁ、夢から覚めたんだ…
少しだけ不思議な感じになりながらも、重い体を起き上がらせる。
パサッと何かが落ちた。
それは濡れタオルだった。
いつの間に用意していたっけ…
いや、そんなことより喉がかわいた。
水取りに行こ…
ふらつく体を動かし、キッチンの方に向かおうとした
でも、思うようにいけず、倒れてしまった。
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青海 真優奈(暇人) - ｺﾝﾀﾝﾓって,,,可愛すぎか！？ (2020年7月13日 13時) (
レス) id: 7a9233ef3e (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - しおりんさん» いいですよね！ 共感してもらえていたら嬉しいです！ (2020年6月7日 21時) (レス) id: cf71a0dbbb (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - ともさんが兄…良い…(￣¬￣) (2020年6月7日 0時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - 椿さん» そうなんですか？！ なんか…嬉しいです！！ 弓道部は友達が入ってるのですが最初の頃は体力づくりがほとんどだろうです！ 頑張ってくださいね！ 応援します！ (2020年6月1日 22時) (レス) id: cf71a0dbbb (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ぴゅひゅ…これ見て悩んでた部活選びを弓道部にしたぜぃ…感謝やわぁ… (2020年5月31日 18時) (レス) id: 18cb492053 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liz | 作成日時：2020年5月22日 19時
