150話 ページ20
翌朝
「「「........Zzz」」」
『(みんな(特に男子)眠そう)』←
私たちA組は、イレイザー先生の指示により、
早朝に施設のグラウンド的な所へ集まった。
ちなみに女子はちゃんと起こした。
(起こし方はご想像にお任せします)←
今回の合宿は、主に強化合宿。
秋に"仮免"?を取るために、
私たちを更に強化する、と。
「というわけで爆豪、これ投げろ。」
そう言ってイレイザー先生が爆豪に渡したのは
『........ボール、、』
「これ、体力テストん時の、」
「そうだ。
爆豪、あー、、ついでに御鏡も。投げてみろ」
『........ついで、、』
「まぁまぁ;;」
「確かに、俺ら入学してからだいぶ訓練したし、
ボール投げの記録も伸びてるってことか!」
まあ、確かに"そう"だけど、
誰がそういった時、
イレイザー先生の捕縛武器に隠れた口角が、
かすかに上がった気がした。
『(........"成長"........ね。)』
「んじゃまず爆豪から」
そう言われると、爆豪は前に出て構える。
ニヤリ
『(........あー、でじゃぶ?)』
「んじゃまぁ...よっこら........
くたばれァ!!!」BOOOOOOON!!
「(........"くたばれ"、、?)」
『........はぁ。』←
そういう系の言葉しか出てこないのかな。
ちなみに体力テストの時の爆豪の記録は705.2
『(........どれほど伸びてるか、、)』
イレイザー先生のタブレットに目をやる。
すると、
『!』
「709.6」
「ッ!」
「そこ、まで、、伸びてねぇ........?」
伸びたのは4.4m。
「次、御鏡。投げろ。」
『........』
ボールを受け取る。
そして、私は気づいた。
体力テスト。あの時私は
___________20%しか使ってない。
『(でもそれは、、キャパが極端に浅くて、
キャパオーバーで倒れるのを防ぐために力を
セーブしたから、、)』
するとそれを見透かしたかのように、
イレイザー先生が言葉を付け足す。
「お前が"もしあの時本気じゃなかった"んなら
『........はい。』
ザッ
私があの時出した記録は、
確か800m超えてたはず。
単純計算したら、
100%を使うなら4kmは飛ばせなきゃならない。
『........ふぅ。
___________100、パーセント、ッ』
ドゴォォォッッ!!!
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蒼花(プロフ) - くーとだお★←さん» お待たせしてごめんなさァァァ!!! (2020年9月8日 11時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
くーとだお★← - きたーぁぁあぁあ!!?? クッ、あ、あなたという人は…ずっと待っててよかったぁあ!! (2020年9月7日 18時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - 猫築かなめさん» 返信大変遅くなりましたァ!1番だなんて言ってくださってありがとうございますすすすす!!! (2020年9月1日 19時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - うちも、この作品今までの一番です!面白い!御鏡ちゃんの,,,夢主ちゃんの成長見るの面白いです!(自分だけど,,,) (2020年8月23日 2時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - すごく好きです!さん» い、いいい1番だなんてそんな........!あ、あ、ありがとうございます(泣) (2020年8月10日 21時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼花 | 作成日時:2020年6月1日 15時