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第十三話「渾名の攻撃力」 ページ16

Aside


太宰に紹介してもらった下宿寮
(しかも敦の隣の部屋)で夜を過ごし、


朝早くに目が覚めてしまった私は
持っていない筈の携帯に電話がかかってきた事に驚いていた


電話の相手は【太宰 治】


『うげ、太宰だ』


まぁ元々何処にも住んでいなかった私にとって
住む場所を与えてもらったのは有難い事だ



御礼くらい云ってやろう









ただ其の数秒後そう思った私を恨んだ



_____そして、前話の続きに戻る



『然し、
何でそこまで変わった自 殺法を試すかな』


「結構色々有るよ?」


『言わんでいい』


嗚呼また茶番が始まった


「ところで...」


黙っていた敦が急に話し始めた


「今日は何処へ?」


あ、そうだった
敦はまだ
探偵社に勧誘された事知らないんだった


「そうだったね。
()に仕事を斡旋しようと思ってね」


「本当ですか!」


敦の眼が輝いている...









ん?
()


『(は、私も巻き込みやがったな)』


「(良いじゃあないか)


伝手の心当たりがあるから、
まずは探偵社に行こう」


『(嗚呼敦が可哀想






って、
だから何で心の中で会話出来るんだよ!)』



「任せたまえよ 我が名は太宰、
社の信頼と民草の崇敬を一身に浴す男なのだ」


『その何処が...
「ここに居ったかァ!!!!!」


怖い怖い怖い怖い』←


【国木田さんが現れた!】


そして、国木田さんは太宰に向かって叫んだ


「このッ...









包帯無駄遣い装置!!!!!」


ほう、中々云いますね国木田さん←


【太宰は10000のダメージを受けた!】


「.........国木田君、
今の呼称はどうかと思う」


ハッハッハざまぁwwww←遂に壊れた



「この非常事態に
何をとろとろ歩いて居るのだ!」


ん?


『非常事態?』


「何かあったんですか?」


「そうだ、探偵社に来い!人手が要る!」


何か相当の事が起きたらしい
国木田さんは焦っていた


「何で?」


「爆弾魔が









人質連れて探偵社に立て篭もった!」


「「『!?』」」


『.........嘘でしょう?』


倉代A。

初っ端から災難です。

第十四話[或る爆弾]→←第十二話「ドラム缶じさつ法」


ラッキーカラー

あずきいろ


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作者名:蒼花 | 作成日時:2019年5月23日 18時

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