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A「危ない奴認定されちゃってますけど。」



南たちと別れて夏樹のところへ向かう前に、私は老人ホームの敷地を出ていた。



「サボっていいのか?授業中だろ。」



A「でも私の場所終わったから。」



目の前にいるのは車椅子に座った成人男性。



黒いフードを被って…というか全身が黒い。



どっからどう見ても不審者にしか見えない。



「新しい生徒会長決まったんだって?」



A「そ、頭悪そうだけど。」



不審者と会話してるわけは私が彼と知り合いだから。



彼の名前は雫井彗。



変人、多分これ以外説明がない。



私から見たらだけなんだけど。



彗「お前の行動楽しみにしてるよ。」



A「褒められるように全力を尽くすわ。」



意味不明な会話を終えて私は夏樹の元へ急いだ。

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設定タグ:学校のカイダン , 須堂夏樹 , 雫井彗   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月10日 15時

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