水色パーカーの少女【Natsuki.S】

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もし…大切な人が2人居て、どちらか一方しか助けられないのだとしたら…私は迷わずに夏樹から離れていくんだと思う。



夏樹「A？」



でも、今はその時じゃないから。



A「何ー？」



夏樹「悩みでもあんの？」



出来るだけ長く、夏樹の側に居たい。



A「んー、夏樹かっこいいなって思ってたの。」



夏樹「ばーか。」



優しく笑ってくれる夏樹が大好き。



そして、夏樹と同じくらい大切な人が居て。



その人は夏樹以上に苦しんでる。



だから、



…ごめんね、夏樹。

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