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『私はヒロイン2・プリムヴェール。よろしくね、エースにデュース』


「おー。てかさ、入学式でAって女の子いたけど知り合い?」


「女子がもう1人いたのか?」








話題が先程まで一緒にいたAのことになる。
この学園は男子校。その中で女子が自分一人ではないことはとても安心できたが、今彼女はこの場にいない。








『私もさっき友達になったばかりなの。違う寮になっちゃって寂しいな……』


「ならさ、寮長にお願いしてみれば? 寮長って偉いんだろ? Aをハーツラビュルに転寮させるのくらいパパッとできるかもじゃん」


「なにをボクにお願いするんだい?」


「「えっ!?」」


『りょ、寮長さん……っ』








ヒロイン2の背後には先程乾杯の合図を取った、リドルが立っていた。
どうやら一年生の席を回っているようだ。








「ん? キミはたしか……ヒロイン2、といったね。キミがボクにお願いがあるのかな?」


『は、はいっ。あの、友達が間違って違う寮に選ばれてしまったんです』


「キミの友達……ああ、オクタヴィネルに選ばれていた彼女か。彼女は不運だったね。まさかアズールやフロイドのいるあの寮に選ばれるなんて」


『?』








そんなに評判の悪い寮なのだろうか。
たしかにAは○クザのような風貌な双子に両脇を持ち上げられ連行されていた。
オクタヴィネルがそんな危険なところなら、早く助けてあげなければ。






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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さんコメントありがとうございます!お友達との作品を面白いと言っていただけてとても嬉しいですっ^ ^これからも楽しんでいただけるように頑張ります(*^_^*) (2021年7月8日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - やっぱり面白い!素敵な作品をありがとうございます!!他の作品と一緒に頑張ってくださいね! (2021年7月8日 0時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここ | 作成日時:2021年7月6日 14時

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