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「ん? 聞こえなかったのか? 汝の魂の素質はオクタヴィネル!」
『聞こえてるよ!? なんでオクタヴィネル!? なんでハーツラビュルじゃないんですか!?』
「それは……お前の魂が……」
『私の魂はハーツラビュルがいいと叫んで震えてますっ! やり直しを希望します!』
「そこの生徒、寮が決まったのならさっさと自分の寮に並びなさい!」
この学園の代表、学園長がいつまでも闇の鏡の前に居座るAにそう告げると、「ジェイド、フロイド」と誰かが指を鳴らす。
するとオクタヴィネル寮生の列から2つの大きな影が動いた。
「はい、一名様ごあんな〜い」
「フフ、面白い方が入ってきてくださって嬉しいです」
『え、誰っ!? ちょ、たかっ、高いんですけど!?』
両サイドから脇を抱えられAの足は宙に浮く。
オクタヴィネル寮生の並ぶ列に連行されるAを、ヒロイン2は心配そうに見つめ、エースは肩を震わせて笑っていた。
「(Aちゃん……女の子が1人だなんて不安だよね……)」
「(ぷぷっ、めちゃくちゃ面白いじゃん、あいつ)」
2人の少女の物語はこうして始まっていくのだった。
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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さんコメントありがとうございます!お友達との作品を面白いと言っていただけてとても嬉しいですっ^ ^これからも楽しんでいただけるように頑張ります(*^_^*) (2021年7月8日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - やっぱり面白い!素敵な作品をありがとうございます!!他の作品と一緒に頑張ってくださいね! (2021年7月8日 0時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ここ | 作成日時:2021年7月6日 14時