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「2人ともエースに用事があるみたい」



『えっ、エース……?』








エースの名前を聞いた途端Aの頬が赤く染まり、その様子にヒロイン2の口元に笑みが浮かんだ。
実は一緒に昼食を食べている時に、Aがエースに一目惚れしたことがヒロイン2に気付かれてしまった。
ヒロイン2はそれを揶揄うことなく応援するよ、と言いAはそんなヒロイン2に『ありがとう……』と恥ずかしそうに答えていた。








『ふふっ、エースの名前が出るだけでそんなに赤くなっちゃうなんて、Aちゃんって本当に可愛いね』



『も、もうヒロイン2ちゃんだってリドル先輩のこと話してたら同じような感じだよっ。私たちも帰ろ?』



『そうだね、帰ろうか』








熱くなった顔をパタパタと手で扇ぐAにヒロイン2はくすりと微笑むと2人で教室をあとにした。



















「どけどけどけーいっ!!」



『グリム!!』『え、あれってグリム?』








偉大なるグレートセブンの銅像が並ぶメインストリート。
鏡舎に向かっている2人の前方から、4本足でこちらに走ってくるグリムを見つけた。

先程までユウとエースを追いかけていた彼が何故今は1人なのだろう。

そして気のせいだろうか。
鏡舎の方からグリムを追いかけるエース、デュース、ユウの姿が見えるのは。







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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さんコメントありがとうございます!お友達との作品を面白いと言っていただけてとても嬉しいですっ^ ^これからも楽しんでいただけるように頑張ります(*^_^*) (2021年7月8日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - やっぱり面白い!素敵な作品をありがとうございます!!他の作品と一緒に頑張ってくださいね! (2021年7月8日 0時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここ | 作成日時:2021年7月6日 14時

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