同学年だけど兄妹です【東京卍リベンジャーズ】 (ページ17)

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17話ページ17

ある日今まであまり稽古場に来ず、
此方を認知ずらしていなかったマイキー君から声をかけられた。

｢最近いつも2人で来るな？何、付き合ってんの？｣

｢ちげえよっ！オレの妹！俺にも妹ができたんだぜ！｣

｢へぇー、ねぇ名前は？いくつ？結構良い蹴りするじゃん。｣

『……A、4さい…、…。』

その頃マイキー君を倒す対象(敵)だと思い込んでたから無愛想に返したのを覚えてる。

でもマイキー君はそんなこと気にすることなく少し考える素振りを見せたあとニコッと笑った。

｢じゃあエマと一緒じゃん、ちょっと待ってろ｣

連れてこられたのは私と同い年位の金髪の女の子、それがエマだった。

｢こいつエマ、俺の妹。エマ、こいつA、場地の妹。お前と同い年だってさ｣

多分かなり敵意むき出しだったんだと思う、エマと2人にされた時に

｢マイキーのことキライ？マイキーはねウチのためにマイキーになってくれたの。優しいんだよ？だからね…嫌わないで…？｣

あの時のエマの表情を今でも忘れられない。

『…ごめんね、エマちゃんのお兄ちゃん勝手に敵にしてごめんね』

そこからエマも佐野家に引き取られた養子であること、私も場地家に引き取られた他人であることも話して親近感からか親友になったんだ＿＿＿＿