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_________…


A「あの一瞬でつけたとか………」


ベランダで痛みの走った首を抑えて言えば、
"鈍すぎ"と言われた

紀章さんは、僕のバッグ(家出の際、洋服などをまとめた)を持っていて、
反対の手で 僕の手を握っていた
寒かったものの、握っている手が温かいのと、
やっぱり慣れないので恥ずかしい為、体中が熱く感じる


A「明日から服の制限がかかるじゃないですか」


紀章「襟のあるものを着てください
それか、皆に見せつけていいよ」


A「茶化されるのが目に見えてしょうがない」


紀章「Aを弄っていいの。俺だけなんだけどなぁ〜」


A「これでバレて、茶化されたら、
普通に紀章さんのせいだから」


紀章「俺のせいじゃないし
自分で完全防備にしないAが悪いでしょ」


A「全部、僕のせいですか…!?」


…なんか、ムカつく


繋いでいた手を無理矢理放しては、
腕に抱き着くように腕を組めば、意外そうな顔をされた


A「………由佳なら、喜ぶのに
クッソ心外なんですけど
…損した________」


一瞬だった
触れるだけのキスが、僕の唇に_____________



紀章「お子ちゃまだねぇ
こんなので真っ赤にするなんてさ」


A「そりゃ、好きな人にされたら赤くなりますよ!
誰だって!」


紀章「へぇ〜…」


A「"お子ちゃま"ってまた思ったでしょ!?」


紀章「俺からしたら、Aや伊月ちゃんはね
お子ちゃまだよ」


A「"子ども"なら未だしも、"お子ちゃま"って…!
最高に馬鹿にされてる感が半端ないんだけど
"幼稚すぎる"って言いたいんでしょ!?
どうせ、僕はお子ちゃまだよ!
もういい、家のお酒飲み干してやる」


紀章「それはやめなさい
家にいる時なら飲んでいいから」


A「紀章さんも一緒に飲んでよね」


そう言えば、"そうだな"って笑った
とりあえず、
家に帰って二人で飲み直します



…あ、由佳はちゃんと自室のベッドで寝させたから安心してね?((

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作者名:奏人(タクト) | 作者ホームページ:https://twitter.com/Takuto_Se  
作成日時:2019年9月17日 22時

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