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▼*Yuka Side ページ25

あれから、20分は経っただろうか…
未だに飲み続ける人生の先輩方、ザルですか((


いつまで経っても電話の終わらないAちんが気になる彼氏さん


「連絡、気になります?」


そう問えば、"いや、寒いのに((ry"と言いつつ、
Aのいるベランダをガン見…


「1件目の電話が長くなったみたいで、
2件目にかけてると思いますよ
1件目は、多分妹ちゃんかな」


そう言えば、"え、妹居るの?"と誰もが突っ込んできた
突っ込まれるとは思ってなかったから、
本当ビックリした
寿命縮んだ、返せよ((


「…妹、とは言っても、
血は繋がってなくて、中学の同級生ですよ?
高校でバラバラになっても、頻繁に連絡を取る仲で、
包容力があるから、妹の他にも子供がたくさん…______」



達央「え、セッ______」


「だーかーらー、その子供も血の繋がりは無いですよ!
兄貴と両親がいるくらいです
ただ、妹とか子供って固有名詞でレッテル貼り付けてるだけで、
何も関係ないただの同級生なんですけどね」


そう言えば、一斉に口を閉じる
え、虐めですか?
聞いといて、虐めですか???


下野「由佳ちゃんって、
そんな事言うんだね」


「………失言でした、忘れてください」


…ダメだ、酒を飲み過ぎたか?
口が軽くなってるな……


紀章「まだ、なんか言ってなくない?
言い終わってないよね」


…ダメ、Aを相手してるみたい((
本人に言ったら、"紀章さんが可哀想"とか言いそうだな


「……本人は、姉として慕われるのは何とも思ってはいないけど、
お母さんとして慕われるのは、嫌いなんです」


「どっちも慕ってるのには変わりないだろ」


「そうそう、大差ないじゃん!」


「多分、地位の問題だと思う」


一気に皆の目が点となる


「ま、Aがお母さんの時、
私が父親役だったんですけどね!」


紀章「おぉ?俺と張り合うか」


「Aお母さんに愛されてたんで」


A「懐かしい呼び方してるね、随分と」


その声を聞いた瞬間に肝が冷える
…いつの間に入って来たんだろうか、気付かなかった


A「あれさぁ、」


随分と専門用語をペラペラ話すAで、
私もそれを応えて会話をし、
"やっぱそうだよね"と言って、またベランダへと出て行った


下野「え、何語…」


「日本語、ですけど」


あまりにも、専門用語と数式を織り交ぜての会話の応酬だったもので、
周りはついて来れないようだった
…珍しく、紫崎'sも微妙にわからなかったみたい

▽*Yuka Side→←▽*Yuka Side



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設定タグ:谷山紀章 , KISHOW , 男性声優
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作者名:奏人(タクト) | 作者ホームページ:https://twitter.com/Takuto_Se  
作成日時:2019年9月17日 22時

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