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▽*Yuka Side ページ24

「「「カンパーイ!」」」



レオも那緒も戻ってきて、
飲み会が始まった


その途端に、Aは私の隣に来ては、
画面を指さして、″連絡来てない?″と聞いてきた
指をさしたのは後輩の着信で、
一瞬、″来てない″と言おうとしたものの、
着信無視をしてたことを思い出し、
″ごめん、可愛い後輩よ…″と呟けば、
″アホ″と怒られた


「だって?!
お前に聞いた方が100%じゃん!」


A「馬鹿野郎に聞いたって、得しないでしょ
この、天才児」


「はぁ?
天才なのはどっちよ
代わりに謝っといて」


A「なんで尻拭いしなくちゃいけない…?」


″まぁ、いいけどさぁ〜″


…いいなら、文句言わないでくれ!?((


缶を持っては、ベランダに出て律儀に閉める
それを黙って見つめる輩((


「人気者だねぇ…」


しみじみと思いつつ、お酒を飲んでれば、
たっつんさんと紫崎'sが物凄く意気投合していた
それに混ざる下野さんとは別に、
紀章さんはベランダを見つめたまんまで…
心配なのだろう、わからないこともないけど((


「ね、そう思うでしょ?」


「いや、何が」


急に肩を組まれ、
絡んでくるレオなんだけど
話が見えない


「いや、女神が八方美人な話」



真顔で言う那緒はきっと、
後輩ちゃんみたいに崇拝することだろう…((


「………いや、美人だけどね」


「なんだよ、その間」


「だって、嫌味に聞こえない?
何だろう、こう…」


下野「…でも、"嫌味だ"って感じ取る人は少なからずいるよね」


紀章「俺、言ったことあるけど」


その言葉に誰もが紀章さんを見た
…とは言っても、私含めて5人だけどさ


紀章「あ、でも付き合う前の話ね
その頃から、Aは面白かったわ」


いや、付き合っててもいなくても
どうでもいい情報ですけど、
言ったんですか、マジで…?((


達央「それは既に狙っていたとき、と」


紀章「まーねぇ…
度々、ご飯行ってたなぁ〜」


いや、思い出話の時間じゃないんですけど!?
紀章さんじゃなかったら、
心の底からキレているんだろうけど…


「で、女神は何て言ったんですか?」


紀章「それ、聞いちゃう?」


下野「別にそれくらいいいじゃないですか〜」


紀章「"そうですか〜"って」


達央「それだけっすか…!?」


紀章「うん」


心中、お察しでき無くてゴメンよ相棒
人生中激推しの人に言われて、どう思ったとか
Aちんじゃないから読むこともできない
…実際のところ、どう思ったんだろう________

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設定タグ:谷山紀章 , KISHOW , 男性声優
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作者名:奏人(タクト) | 作者ホームページ:https://twitter.com/Takuto_Se  
作成日時:2019年9月17日 22時

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