来たるその日まで…【BTS】 (ページ47)

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Aの言葉にメンバー全員がハッとしたことは言うまでもない

JK｢Aなに言って…｣

『私の役割は終わったんだよ…私の価値もグループにいる意味も…全部なくなった…』

諦めたように生気のない笑みを浮かべ話すAを見て俺達は初めてAが全てを知っていたことを悟る

『オッパ達の為になるなら…オッパ達と一緒にいれるなら…私がメンバーに選ばれたことにどんな理由があったって良かった…面と向かって犠牲だって言われても良かった…』

Aの感情の見えない話し方に俺達はみんな心をえぐられたような感覚だった

『でも…オッパ達とステージに立てないことだけは辛かった…歌もダンスもさせてもらえない…本当にただの来たるその日のために存在するのかと思うと…苦しかった…』

あぁ…全部知っていて俺達と一緒にいたのか

何もしてやれなかった俺達を何も知らないふりをして支えてくれていたのか

この日程自分の無力さを恨んだことはない