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俺が会議室に到着した時、既にロボロの愚痴は始まっていた
｢そもそもグルさんがやり取りしよーとせんかったら…あれ本人に頼んだらウイルス入る前に戻せんのかな…いや戻せな無理、許さへん…｣
｢なんかロボロ取り憑かれてない？｣
｢ここ最近まともに寝てないらしいよ｣
｢寝不足とストレスでえらいこっちゃめう｣
｢あいつエーミールみたいなるんちゃうん｣
｢シャオロンさんそれどういう意味ですか｣
エーミールを煽れば割りと本気で睨まれた。こわ
｢おいグルッペン！どういうことや！！｣
扉をバーンと開けて騒音と共に入ってきたコネシマ
｢うるっさ…｣と耳を塞ぐショッピ君付き
｢以前伝えただろう？新しい仲間が来ると｣
｢もしかして…ロボロより凄い言うハッカーか！？｣
｢ああ｣
｢え、女やったん？｣
｢…俺もてっきり、男かと思っていたんだが｣
ここでグルッペンは予想外だと言うように肩を竦めた
そんな名前も性別も知らんやつをウチに入れるとか、正気か？
大先生は相変わらずらしい。あの女好きはもう病気やな
｢グルッペーン、連れてきたで｣
5分ほど待ったところに、ゾムが現れた
背後には小さな黒い影を連れている
そして見慣れぬトランクを抱えて息切れしてる大先生
お前それでも軍人か
｢ご苦労。2人は席に着いてくれ｣
ゾムは小さく笑いながら、大先生は｢ここ置いとくね｣とトランクを下ろしながら席につく
ゾムのようにフードを被ったその下からは、意志の強そうな瞳が覗いていて、息が詰まりそうな威圧感を出すグルッペンと対峙していた
｢お前があのハッカーで間違いないな？｣
『あなたが私をスカウトしてきた総統ですか？』
同時に質問を口にし、そしてまた睨み合う
大先生の息切れがそろそろ治まりそうだという頃、先に折れたのはグルッペンだった
｢挨拶が遅れたな。私がこの国の総統、グルッペン･フューラーだ。うちのセキュリティを破った、かの有能なハッカーとお見受けする。名前を聞いても？｣
『ご丁寧にどうも。私はA。あなたからこの城へ招待された者です』
｢言ってくれれば、地球の反対側でも迎えに行ったのだが｣
『生憎安易に人と会えない環境に居ましてね。この度はお誘い頂き感謝します』
｢我々は常に有能な者を求めている。さて、今後の待遇についてなのだが、｣
｢いや待て待て待て待て｣
先程の睨み合いは幻かと疑うほど、流れる様な挨拶が交わされる
2人以外は完全においてけぼりやった
｢まずは自己紹介やろ！？｣
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亀丸(プロフ) - この小説に惚れて貴方様の前作も見てきました…テンポがよく一晩で読み切ってしまうほど面白かったです。今作はハッカーの話ということでこれまたダークな感じが見え隠れしていてとても楽しいです。今後の活動も応援しております (2019年11月7日 23時) (
レス) id: 072776d0d0 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - 性癖ドストライク (2019年11月7日 0時) (レス) id: 251e5ea021 (このIDを非表示/違反報告)
遊 - めっちゃすきです！！いやもうこの小説に出たいくらい！！！(何言ってんだこいつ)もう、いや、もう！ほんとすきです！これからも頑張ってください！！！！ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 49b5a0c72b (このIDを非表示/違反報告)
ゴミ箱には夢と希望が詰まってる。 - wrwrdさんの話を漁っていて面白そうだなーと思い見ました。そしたら、おぉーすげぇとなり。メンバーの紹介文で笑いました。面白くてすきです。最新頑張ってください。 (2019年11月6日 20時) (レス) id: 569861b1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レック | 作成日時：2019年11月4日 18時
