本当の兵長と翻弄される私 4 ページ4
ハ「伝えといて正解だね。
それにしても
スクラーめ、許せない！
血だらけになってまで洗うとなると
私達が想像している以上の事だっただろうね。
されてる最中も嫌がっていただろう…
思うように動けずにいたけれど」
リ「その痺れ薬とやら厄介だな」
ハ「そうだねぇ…スクラーの話から
坑痺れ薬みたいなのがあるんだよね。
出来ればその対抗薬を手に入れたいなぁ。
なるべくそれの副作用が少ないのがあるか
調べてみるよ」
リ「あぁ。助かる」
リヴァイはハンジに念押しする。
リ「それと、奴等の話は全て他言無用だ。
Aを危険に晒してもいい、ってんなら
言っても構わねぇが」
ハ「言う訳ない！ 他言無用なのに
リヴァイが私に話してくれたように私も
信用のおける人以外には言わないよ」
リ「分かってるならいい」
扉を叩く音がした。
ハ「どうぞ」
「失礼します」
入ってきたのはモブリット含めた兵士5人だった。
リ「モブリット。そうか、分隊長だったな」
モ「はい。お疲れ様です、リヴァイ兵長」
ハ「全員揃ったようだね。
じゃあ、これから会議を始めるよ」
会議の内容は明日の実験についてだった。
当日の確認事項や荷馬車の手配、武器、
実験場所、実験中の兵団の事等、情報共有を
行い、それぞれの動きを確認したりしていた。
ハ「後はエレンの硬質化が
出来るかどうかによるが、出来なかった
場合の策も考えておくように」
「「はっ！」」
ハ「では解散とするよ」
団長の一声で、ぞろぞろと帰っていく分隊長達。
リヴァイとハンジだけが部屋に残り、
遅れてリヴァイも出ていこうとする。
扉付近で立ち止まるリヴァイ。
リ「ハンジ」
ハ「…何？」
リヴァイは振り向かずに口を開く。
リ「そうならねぇ事を祈るが
もしAに何かあったら協力してくれ」
ハ「当たり前だ！ 全力で協力するよ」
その言葉を聴き、リヴァイは部屋を出る。
椅子に寄りかかり、溜め息をつく。
一人になったハンジはポツリと呟いた。
ハ「何でだよ……
何でAちゃんばかり… 」
奥の瞳を曇らせるハンジだった。
その頃Aは朝食の為、食堂にいた。
リヴァイは勿論居なく、混雑してるからか
見知った顔が見当たらず一人で食べている。
目の前の席に誰かが座った。
「お邪魔するね」
貴「どうぞ……！！」
顔を上げるとヘルマがいた。
立体機動の練習で
リヴァイと別れてって言っていた人…
この人も例の黒髪なんだよね……
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リヴァイLove - 続きが死ぬ程気になります！頑張って下さい (4月7日 19時) (
レス) id: 448a9aa88c (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 続きがとっても気になります！更新頑張ってください！ (9月20日 22時) (レス) @page7 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイかっこいい≧◇≦ (2022年8月15日 13時) (レス) @page6 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - 疾風さん» ありがとうございます！気長にお待ち頂けると助かります！！ (2017年9月15日 9時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
疾風 - スクラー、この期に及んで一体なにを。続きが気になりますね！更新頑張って下さい！ (2017年9月15日 6時) (レス) id: cf150525ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風神真優 | 作者ホームページ：http://id11.fm-p.jp/564/kazakamimayu/
作成日時：2017年2月4日 22時
