今日:63 hit、昨日:45 hit、合計:959,948 hit
小｜中｜大
13 ページ13
.
『あ、もしもし？樹くん、今日……、』
「……あぁ、Aちゃんか。名前で登録されてないからわかんなかった。樹ならシャワー浴びてるけど、折り返しさせようか？ﾌﾌ」
『………、レイナ？』
「そうだけど。」
『分かった。』
相手の返事も待たずに電話を切ったのは初めてだった。
『…意味わかんない。』
しかも名前登録してないってなに。うざ。
来るとか言いながら、他の女とやってんのもうざい。
そうだよ、田中樹ってそんなやつじゃん。
みんなに優しくて、みんなに期待させて、
女なんかチョロいって思ってそうなやつって最初から分かってたじゃん。
ハマったら抜け出せそうにないから、わざと距離置いて好きにならないようにしてたのに。
裏切られたと思ってショック受けてる自分が、
1番うざい。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1557人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まかな
| 作成日時：2020年10月18日 20時
