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「A何食べてんの？あ、お弁当なんだ。お母さんの手作り？」
サラッと隣に座ってくる京本くんはやっぱり女の子に慣れていると思う。
『いや、私一人暮らしだから自分で。』
「えぇ！すごい！今度俺にも作ってよ！」
『なんで、イヤだよ。』
あ、しまった。はっきり断ってしまった。
「DAHAHAHA！大我、ほんとに付き合えたの？」
「…付き合えたよ。ね？A。」
『………そもそも付き合う、ってなにするの？』
そう聞くと一瞬にして顔を真っ赤にした京本くん。
「おいおい、きょも。何想像してんだよ(笑)」
「樹、うるさい。」
………心底どうでも良い…。
『……で、付き合って後悔させないんでしょ？まず何から始めるの？』
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作者名：まかな
| 作成日時：2020年10月21日 6時
