神の御加護の元【完】

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話がある。
Tigerそれは良い話?
別れ話ではない。
なら聞く。今日家にいくね。






何度、深呼吸をしただろう。
あと数十分もすれば大我が来る。


冷静に、素直に、呪文のように繰り返す。






チャイムが鳴り玄関まで出迎えると
いつものニコニコした大我が立っていた。






『いっらっしゃい。』


「お邪魔します。……、どうした？なんかあった？」





顔が強張っているのが伝わったのだろうか。





『……大我に聞きたいことと伝えたいことがある。』



「紅茶とケーキ買ってきたけど…、冷蔵庫に入れておくね。先に話そう。」



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