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一限が終わり、Aは階段を降りていた。
次の授業の変更で移動教室になった。ついでに、有紗の選択授業の教室の前を通るので有紗を捕まえて行くことにした。
決して、御影玲王のファン達が怖いからとかでは無い。
そんなことを考えながら教室のドアを開けると目の前には考えていた相手がいた。
『…げっ。』
｢…お前、人の顔みてすぐに｢げっ｣ていうのどうかと思うぞ。｣
『貴方の行動に問題があるとは思わないのでしょうか？』
｢…いや、思わないな。｣
『…左様で。』
いや、めちゃくちゃあるだろうなんて思うも考えるのは早々に諦め自分の目的を達成しようと思い、教室をきょろきょろ見渡すと目的の有紗が居なかった。もう、行っちゃったのかと思うと視線を感じ玲王の方を見た。
『な…なんですか？』
｢…いや。霧崎ならとっくに教室出ていったぞ。｣
『…そうですか。助かりました、ありがとうございます。』
ぺこっと会釈をしてそそくさと教室を出て行こうとしたすると玲王に腕を捕まれ振り返ると耳を疑う言葉が出てきた。
｢お前さ、凪のこと好きなの？｣
『はぁ？』
｢好きなの…？｣
じっと相手に見られれば今朝自分が言ったことを思い出した。
『凪は私の宝物だから。』
あーそれっぽいこと言った。
現状しらない人が聞いたら勘違いおこるようなこと言ってるなぁ…いや、でも凪はただの幼馴染だし…宝物なのに変わりは無いけど。
『御影くんには関係なくないですか？』
｢関係あるっ！！｣
食い気味に関係あると言われればきょとんとしてAは首を傾げた。
｢だって俺は…｣
玲王が言いかけた時廊下から複数人の女子達の声が聞こえた。
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蝶華(プロフ) - ひちゃさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいですっ*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*ちょっとずつ更新して行くので見届けてくれると嬉しいです。 (2023年1月4日 7時) (
レス) id: a17d0f1e26 (このIDを非表示/違反報告)
ひちゃ(プロフ) - 初コメ失礼します。凪との関係性も玲王との距離感も全部最高の神作品でした、、、！無理せず更新頑張ってください！ (2023年1月3日 23時) (レス) @page12 id: abb55eea3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2022年12月31日 7時
