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結局、そのまま凪の家の近くまで車は進んで行った。
とぼとぼ歩いてる、凪も無事捕獲された。
｢…玲王の車になんでAが乗ってるの？｣
『いや…これには深いわけが…おはよう凪。』
｢…おはよ｣
凪も玲王に流されるようにリムジンへと乗り込めばそのまま学校へと進んで行った。
｢迎えなんて俺頼んでない…。｣
｢まぁでもこないだ約束したじゃん。一緒にサッカーするって｣
｢あーまぁ。｣
Aは思った。
もしかしてだけど凪ちゃんと断ってないんじゃ…これいつもみたいに流してるやつだ。なんて思いながら頭を抱えた。
｢凪は一人暮らし？｣
頭を抱えてるAを見て玲王は首を傾げつつ質問をした。
｢ここに入ったのは、いい会社に入って将来楽できるように…って前も言ったけ？｣
｢働きたくねぇってのは聞いた！！じゃあ、結構ムリして一人暮らしさせて貰ってるんだ？｣
｢うん、俺はのんびり暮らすのが夢だから。｣
｢如月は？｣
普通に会話弾んでるなぁなんて思えば自分にも質問が飛んできたので少しビックリして玲王と目が合った。
『あー…私は今の所一人暮らし…かな？本当は、親戚のお兄さんと暮らす予定だったんだけど仕事忙しいみたいで限定で一人暮らし。』
まぁ、第1志望は凪が行くって言ったからなんだけどなんて思いながら目の前にだされたノンアルスパークリングワインを口にした。
何となく親がいないとは言いにくかった。
きっと、彼は親に大切に育てられて愛情を貰っている人だから。
今までの人達みたいに可哀想な眼をされるのはゴメンだ。
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蝶華(プロフ) - ひちゃさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいですっ*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*ちょっとずつ更新して行くので見届けてくれると嬉しいです。 (2023年1月4日 7時) (
レス) id: a17d0f1e26 (このIDを非表示/違反報告)
ひちゃ(プロフ) - 初コメ失礼します。凪との関係性も玲王との距離感も全部最高の神作品でした、、、！無理せず更新頑張ってください！ (2023年1月3日 23時) (レス) @page12 id: abb55eea3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2022年12月31日 7時
