裏切り者？【The Dirty Dawg】 (ページ8)

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そもそもの話ページ8

Aside

『ていうか、なんで私の日記があるわけ？』

政府の役人として働いていた間書いていた日記は捕まった時に没収されていたはずだ

乱「僕がもらってきたの！」

といってニコニコする乱数を軽く睨む

『そもそも乱数の存在が未だに謎なんだけど？？』

私を捕まえるようリークしたと思いきや、私を助けに来たりして、なんなのこの人

乱「ん〜、まぁ僕は最初からAが裏切ってないって知ってたし」

一「どういうことだ？乱数」

んーとね、といって話し始める

乱「そもそも僕と勘解由小路無花果ってのは繋がってるのは知ってるよね？」

そういって私をみる乱数

『ん。まぁ乱数のリークがあって私が独房にまぁ何ヶ月間かいたんだけどね』

乱「そそそ。それでその女からAを逃がしてほしいって頼まれてさ」

『無花果さんが？？』

ありえない。あの人は私のことを相当怒っていたはずだ

乱「そもそも政府が違法で作ったマイクを裏で流通させて、そのせいで両親をなくしたAに何も罪はないっていってね」

まぁ、確かに私はあのマイクを持っていただけだけど

『でも、あれって政府が裏で作ってたんだから一応違法でしょ？』

乱「けどそれはAが望んで手に入れたわけじゃない」

だからそんな罪着せられたAを助けたかったんじゃないの〜？なんて返される

無花果さんもなかなかお節介な人だ

乱「ま、そういう訳で僕がわざと独房に入れるように頼んだのも承諾してもらったし、」

Aの政府役人時代の頃の大事な日記も持ってるのです、なんて手にもった私の日記をヒラヒラとふる

『あのね、返してくれない？プライバシーよプライバシー』

乱「面白いからダメ〜」

一「すげぇなこれ、俺たちに対する愚痴も書いてんぞ」

左「ん………………？ってこれ俺様のことじゃねぇかA」

『い、いやいやいや左馬刻って断言しないでよ！！』

寂「ふむ。確かにヨコハマにいるヤクザの白髪頭といったら左馬刻くんのことかな？」

『いや違うってば！！』

乱「うわ〜。A覚悟しなよ？」

左「おい、ちょっとこっち来いやA」

『なんで？！』