【MSSP】私が生きている理由 (ページ25)

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嘘じゃないページ25

時間を飛ばして今日はもうやることがないです。

プルルルル･･･

きっくん「誰か出て。俺やだ」

いきなり電話かかってきたけど、きっくんは嫌らしく全く出ようとしない。

FB「わかったよ。もしもし」

FBが受話器を取って話し始めた。

『もしもし。兎阿夏懍(とおかりん)と申しますがAさんはいらっしゃいますか？』

FB「はい。A、夏懍って人なんだけど」

夏懍？･･･委員長！？

貴方「委員長！？」

あろま「出なくていんじゃない？」

何かあるのかもしれないし。

貴方「いや、出てみる。委員長？」

私がFBから受話器をもらって委員長か確認した。

『あ、Aさん』

声からしてそうだった。

貴方「何の用？」

『えっと、今までのことを謝らせてほしくって』

何言ってんの？

貴方「は？」

『今までひどいことをしてしまって申し訳ないと思いまして』

本当に思ってるのか？

貴方「いきなり何で？」

『MSSP』

あぁ。わかったのか。

貴方「が何？」

『朝とか帰りの人』

貴方「じゃあ仮にそうだとして、それで気が変わるの？まわりでどうにかなることだったの？」

それだけで変わるなんて許したくない。

『すぐ許してもらえることだとは思ってません』

貴方「じゃあ、どうしたいわけ？」

『これからはあなたを助けていこうと思うのです』

あろま「A、ちょっと変わって」

横からあろまが来ていきなりそう言った。

貴方「え？うん」

私はあろまに変わった。

あろま「おい。絶対嘘じゃないって言えるのか？」

『もし嘘でしたら学校の屋上から飛び降りますわ』

あろま「言ったからな」

『はい』

あろま「信用はしない」

『わかってます』

あろま「じゃあ」

あろまは少し乱暴に電話をきった。