びっくりしてます（番外編あり） ページ30
ちょっとちょっと、ど、どど？どうしちゃったの！？
とんでもない事になってますけど、えーありがとうございます！
めっちゃ驚いてます。
番外編ネタ受け付けてます。
他の作品共々(ちゃっかり宣伝)これからも宜しくお願いします！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
中也side
瑞希「幹部は好きな人とかいないんですか？」
中也「何だよ突然」
瑞希「いえ、ちょっと気になっただけです」
中也「好きな奴、なぁ……」
思い浮かぶのはAばかりだが、素直にそれをただの秘書である瑞希に言うわけもなく自分の中に留めるだけにした。
中也「いないってこともねェけど」
瑞希「けど？」
中也「言うわけねェだろ」
瑞希はAと違って大人っぽく、何方かと言えば俺の好きなタイプではあるが、Aと比べると少し劣っている所がある。
それは行動の早さと珈琲の入れ方だ。
勿論その辺の女に比べりゃ行動は早い。だが、Aは言われる前どころかこっちが気づく前に行動する。早すぎて俺達にとっては何も欠点が無かったかのように見えてしまうのだ。
珈琲の入れ方はただ俺の好みと飲むペースがわかってるかって事だ。瑞希はいちいち淹れましょうか、と聞いてくるが、Aは俺が次カップを手に取った時にはもう新しく淹れてあるのが当たり前。更にはその日の俺の気分に合わせて種類を変えて来やがる。
そんな所が何だか可愛らしい。
これは太宰が評価して隣に置いていたのも理解できる。
しかも事務仕事だけでなく戦闘にも使えるとなると隣に置かないわけがない。
まぁ瑞希は首領の知り合いの娘だからスピード出世で俺の秘書をしてるわけだが、太宰がいなくなった今、はっきり言うとAを補佐権秘書として今度は俺の所に置きたい。
瑞希の事は嫌いじゃない。だが、どう足掻いてもAには敵わない。
中也「どう頑張ってもお前じゃ相手にならねェよ」
瑞希「不戦敗なんて嫌ですよ。ちゃんと真っ向勝負がしたいです」
むっとする瑞希。
そういや負けず嫌いだったな。
中也「両方直接見た俺が言ってんだ。不戦敗じゃねェだろ」
瑞希「絶対に勝ってみせますよ。幹部の好きな人に」
中也「おう、せいぜい頑張れ」
何処で負けてるかも聞かずにどうやって勝つ心算なのか。
黙々と書類を片付ける瑞希を見ながらAだったら、とまた比較し、思考を巡らした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 636人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅野(プロフ) - お白湯さん» コメントありがとうございます。やっぱり同じになる人多いですよね。いつも名字つけようか迷ってつけるのですが読む人にとったらどうなんでしょうか……。 (2019年1月13日 22時) (
レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
お白湯 - 夢主ちゃんの名字が、私の本名の名字と読み方違うだけでびっくりしました（笑） (2019年1月13日 1時) (レス) id: fa6e0c5cd0 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 聖宮さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思います！ (2018年10月1日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
聖宮(プロフ) - 寧ろ書いて欲しいです、続編楽しみに待ってます！ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 956436ae5b (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 月詞さん» ありがとうございます！いつもゆっくり更新ですが頑張りますね！ (2018年9月28日 19時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅野 | 作成日時：2018年4月15日 0時
