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【昔】84+1:恋バナ ページ3

これはまだ私が天月くんと付き合う前で、歌詞くんが双子の兄だなんて全く知らなかった頃の話。



学校から帰ってきていつものようにボーッとニュースを眺めててふと思った。

貴方「天月くんはさ、あんなに女子に人気なのにどうして彼女作らないの?」

天月「それはどの子も合わない気がしてるからかな」

貴方「性格が?」

天月「そうそう。あとは、向こうは好きでいてくれても俺は好きだと思えないからかな」

天月くん、じゃぱにーずぷりーず。←

貴方「どういうこと?」

天月「ん〜とね、俺がその子のこと好きだと思うことはないかなってこと」

はぁぁぁこれがモテる男の言い分ですか。
はぁぁぁ選べるってか。←
はぁぁぁなるほど。←

貴方「やっぱり天月くんにも女の子の好みはあるんだね」

天月「あるに決まってるでしょww俺をなんだと思ってたの?ww」

え、人間だろJK←

貴方「いやぁだって天月くんなんだもんww」

天月「なんだそれw」

貴方「でさ、どんなのがいいのww」

天月「なんで聞くのww」

貴方「気になるから?www」

天月「えぇw言いませんwww」

貴方「けぇちぃww」

天月「なんとでも言えwwww」

言ったな?
言ったからな?

貴方「じゃあじゃあ好きな子は?」

天月「どうだと思う?」

貴方「…いる?」

だってわざわざ告白してきた女の子たちフっちゃうんだもん。
いるんだろ?
おばちゃんにも教えろよぅ。←

天月「いる…かなぁ」

貴方「誰よ誰よ」

天月「A」

貴方「え」

天月「って言ったらどうする?ww」

貴方「びっくりするから冗談やめろww」

このイケメンの冗談はいっつも見抜けないから日常生活が怖いですwww

天月「冗談に決まってるでしょwww」

貴方「好きな人いるってのも冗談?ww」

天月「さぁどっちでしょうかww」

貴方「わかるわけないじゃんばぁかwwww」




今思うとあの時の天月くんは本気で言ってたのかもしれない。

貴方「というわけで、天月くん。あれは本当に冗談だったんでしょうか」

天月「えぇっとですね、あれは半分冗談でしたwww」

貴方「え、半分本気だったの?w」

天月「まぁねww」

貴方「わぉwwそれはびっくりだww」

天月「本当に俺の冗談と本音の区別つかないんだねww」

貴方「最近ちょっとわかるようになってきたしww」

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設定タグ:歌い手 , 天月 , 伊東歌詞太郎   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:紅野 | 作成日時:2016年1月20日 22時

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