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【36話】 ページ41

また柱が一人増えたという知らせを二人の鎹鴉が伝えに来た。


「巳宵!柱増エタッテ」
「清志郎、柱増エタ!蟲柱増エタヨ!」


珍しく早口で伝えてくる蒼月と桜夜に清志郎と巳宵は疑問に思いながら、礼を伝える。


「ありがとう、蒼月」
「あぁ、ありがとな、桜夜」


礼を言われて嬉しそうな二匹だったが、急に思い出したように声を上げる。


「オ館様ガオ呼ビダヨ」
「今スグ来イッテオ呼ビダヨ」


二匹の言葉に清志郎と巳宵は顔を合わせる。
そして慌てて準備を始める。


「えっと…これはこのままでいいよね…?!」
「これも放置してていいよな…?じゃあ、行くか!」


慌ただしく準備をして、産屋敷に向かう二人。
呼吸を使いなるべく急いで向かう。
蒼月と桜夜も二人の速さについてきて、先導してくれている。


「後一寸デ着クゾ!」


桜夜の言葉の後、すぐに着いた。
息は上がってはいないが、服や髪をを少し整える。

清志郎と巳宵は産屋敷に入った。


「あぁ、来てくれてありがとう。清志郎、巳宵」


そこには既にお館様がおられ、二人は焦って頭を垂れる。


「…遅くなりまして申し訳ございません。累月清志郎、巳宵、ただいま参上致しました」
「いや、いいんだ。君たちは今呼んだばかりだからね。迅速に動いてくれて、ありがとう」
「ありがたいお言葉…心から深謝申し上げます」


お館様のほかにも伊黒をはじめとした柱が揃っている。
清志郎が丁寧に答える中、巳宵は清志郎の隣でただただ頭を下げていた。
圧がすごすぎるのだ。
清志郎でさえ気後れしてしまうほどの背後からの圧。


「では、話を戻そうか。清志郎と巳宵を呼んだのは新しく柱に任命したこの紹介とある事件についてなんだ…まずは紹介からしようか」
「柱の皆々様、今日から蟲柱になった胡蝶しのぶです。精進いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます」


巳宵はしのぶと会うのは訓練後初めてだが、前とは違い大人びた雰囲気を醸し出すしのぶは綺麗だなと思った。
凛としたたたずまいで花の様な人だなとも思った巳宵だが、周りの圧がすごく考えることをやめる。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 継子   
作品ジャンル:アニメ
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累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
- 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時

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