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【34話】 ページ38

すると厨からすごい音がした。
慌てて巳宵が駆け寄ると、惨事になっていた。


「えっと…大丈夫ですか…?」
「す、すまない…家事はあまり得意でなくてな…」
「では、私、手伝います…!それを貸してください…!」


いつも家で家事をしているのだ。
伊黒は柱でものすごく忙しく、清志郎も柱候補なのでかなり忙しい。
だから、必然的に巳宵が家事を買って出たのだ。
足腰を鍛える訓練にもなるだろうし、一石二鳥だ。

手慣れた動作で家事をこなす巳宵。
その様子を淡々と眺める冨岡と錆兎。


「さすがだな…俺たちにはそこまでできない……」
「いえいえ…!これは慣れです…!もしよろしければ、これから時間があるときに家事をお教えしましょうか?」
「!…いいのか?!」
「はい…!そちらがよろしければですが…」


この三人の中で鬼殺隊では巳宵が最も歴が短く地位が低いので、教えるこにが恐れ多いなんて思いつつ、巳宵は提案した。
冨岡と錆兎は願ったりかなったりで、断る理由なんてない。
二つ返事で了承した。
意外にも二人が好意的に了承したので巳宵は安心する。


「じゃあ、よろしく頼む!俺の鎹鴉と巳宵の鎹鴉で連絡を取り合う、でいいか?」
「はい、鬼殺隊で最大限の力を発揮してもらうためならば、これくらいお安い御用です…!」
「…ありがとう……」


_____この場はそのままお開きになった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 継子   
作品ジャンル:アニメ
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累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
- 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時

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