ジグソーパズル ページ29
辰Side
Aがパズルを取りに行ってる間。
巳「そういえば兄貴、来週裁判所に行かねぇといけねぇの忘れてねぇよな」
辰「あれ、来週だっけか?」
巳「おう。」
辰「すっかり忘れてたぜ。Aには仕事のせいで遅くなるって伝えとくか。」
巳「なぁ、本当に俺たちのこと言わねぇのかよ」
辰「言えるわけねぇだろうが愚弟が。」
巳「じゃあ、もしばれたら?」
辰「…そん時はそん時だ」
『ねえ、二人ともシングルとチームプレイ、どっちがいい?』
辰「あ〜俺様はシングル」
巳「同じく」
『じゃあ、この中のパズルで一つずつ選んで』
Aが3つのパズルをテーブルの上に置いた。
左から猫、蛇、そして龍の全部100ピ−スパズルだ。
弟は素早くも蛇のパズルを手に取った。
俺様は龍を取り、Aは残った猫を取りフフと笑った。
辰「何笑ってんだ?」
『いや〜二人とも私の予想通り、剛保さんは蛇で長幸は龍を取ると思って本当に取ったから予想が当たって嬉しくてね』
巳「ん?A俺が蛇好きなの知ってたのか?」
『知らなかったけど女の勘ってやつ?』
辰「ほぉ〜」
巳「そういえば、Aにはまだ俺のペットたちを見せてなかったな。あとで見るか?」
『いいの!?みたいみたい!』
辰「その前に俺様たちは普通にパズルをすればいいのか?」
『あ、そうだ、説明!
えっとね。みんなが選んだパズルのピースは全部同じでだれが一番早く終わらせるかの競争だよ』
辰「それなら圧倒的にAが勝つだろう。これが趣味なら。」
『大丈夫!この猫ちゃんのパズルはまだ新品なのだ!』
そういわれてみればプラスチックのカバーがまだついてるな。
辰「もし俺様が猫を選んでたらどうしてた?」
『その時はハンデ使ってあげようと思って (ニヤッ』
辰「生意気なこと言いやがって。」
ニシシと笑うA。この笑顔はずっと見ていても飽きないだろうな。
巳「なあ、競争ならさ、終わったら罰ゲームしよぜ!」
『罰ゲーム?』
巳「おう、例えば、1位になった奴は負けた奴の一人に命令を下すとかさ」
命令を下す…か…
辰「いいな、それ」
『いいよ〜じゃあ行くよー
よーい、
ドン!』
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LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» もちろんどうぞ! (2018年2月21日 20時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - LawMidoLOVEさん» わぁぁあ!ありがとうございます! お話したいです!\(^∀^)/ ボード?に行ってもいいですか? (2018年2月21日 17時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» コメントありがとうございます!小説にはあまり自信がなくて「素敵」と言ってくれて本当にうれしいです!友達申請してくれるなんて歓迎です!読者さんとお話しできるなんて光栄ですよ! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - とっても素敵です! ごめんなさい!素敵な作品の素敵な作者様に、メッセージ?を送ろうとしたら、間違って友達申請してしまいました>< でも、もしよろしければ少しでもお話ししたいです>< (2018年2月20日 20時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - フェイロさん» ありがとうございます。更新頑張ります^^* (2018年2月2日 10時) (レス) id: 6acd1d082f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LawMidoLOVE | 作成日時:2018年1月9日 7時